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合成化学者は奴隷かアーティストか -AI時代を生き抜けるのか-

「合成化学者は頭を使わなくても手を動かしていれば結果が出せる」

「合成化学はブラックだ」

このような意見を聞くことがある。言わんとしていることは分かるし、実際、合成化学に従事する者の中にも「合成ソルジャー」や「合成奴隷」を自称してネタにする人がいる。

では、本当に合成化学者は頭を使っていないのであろうか?また、もし頭を使っていないのであれば、合成の仕事はAI(人工知能)やロボットに簡単に代替されるのだろうか?今日はその辺を考察してようと思う。

私は博士課程1年目までは合成化学をやっておりました。今は人工知能分野に身を置いています(まだ素人ですが)。一歩引いた立場から合成化学を眺めてみて色々思うことがあったので、ここに綴らせて頂きます。化学と認知科学の知識を用いて解説をしていきます。若輩者の意見ですので、もし何かございましたらご指摘・ご意見いただけると幸いです。

合成化学とは?

知らない方のために合成化学とはどんな学問なのかについて解説しておく。合成化学とは、簡単に言えば「新しい化合物を合成する学問、もしくは、新しい合成手法を開発する学問」のことである。ステレオタイプなイメージで表現すると、白衣を着て試薬をまぜまぜする仕事だ。

下図は、「キュバン」という化合物を合成する手順を示している(Wikipedia「有機合成化学」より引用)。このように、複数のステップを経て目的の化合物をつくる、もしくは、目的の化合物をつくるための合成手法を開発する、というのが合成化学の仕事である。

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なぜ批判されるのか?

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なぜ合成化学は「ブラック」だの「頭を使っていない」だのと批判されのであろうか?理由の一つは、合成化学が「物質をつくりだす」学問だから、というのが大きいように思う。机上で行う理論研究、いわゆる”ドライ”な研究とは違い、手を動かせば目に見える形で何かしらの物質ができる。だから「手を動かすだけで良い」という批判も生まれてくるのだろう。

もう一つの理由は、単純に実験に手間と時間がかかるからであろう。合成や精製、反応条件の検討をほぼ手作業で行っているため、1つのステップを終わらせるだけでも数日~数週間かかることがある。それが最終目的物(上の図だとキュバン)を得るまで続くのだから、相当の精神力・忍耐力が必要だ。確かにしんどいのだ、実際。

本当に手を動かすだけで結果が出るのか?

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では、本当に手を動かすだけで結果が出るのだろうか?先ほども言った通り、反応を行えば何かしらの物質はできる。だから「結果が得られる」という意味ではYES。

ただし、そのできあがった「何か」はなんの機能も持たないゴミクズかもしれないし、一見役に立ちそうに見えても学術的には意味のない化合物かもしれない。このことは合成化学者たちも十分理解しており、ただ新しいものを作っただけの仕事を高く評価することは決してない。「あの人は論文はたくさん出てるけど、研究自体はおもしろくないよね」という評価を受けることは往々にしてある。そのため、「手を動かすだけで”良い”結果が出るか」という問には、NOと答えざるを得ない。

そもそも、どの分野の研究でも最も重要なのは「問題解決それ自体」であり、この部分で思考力が必要になる。今この分野で何が問題になっているのか、未解決問題はなんなのか、何をつくり出せばこの分野はより良くなるのか、ということを考え、実行し、問題を解決する。これが研究の本質である。そのため、問題解決の手段が手作業であれ数学であれAIであれ、その部分は比較的どうでも良いのだ。問題を効果的に解決する手法を選択するのが科学者というものだ。合成化学の場合、問題解決のための最も効果的な手段が現時点では「手作業での実験」であるため、これを採用しているに過ぎない。

合成化学者はAIに代替されるのか?

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では、「人が手作業で行う」以上に効果的・効率的な方法は存在するのだろうか?合成化学者はこれからAIやロボットの存在によって滅ぼされてしまうのだろうか?これに対する私の答えは、「合成化学者は今後20~30年は戦える」だ。理由を以下に記そう。

単純な手作業が多いなら、すぐAIやロボットに代替されてしまいそうなものである。なぜ私がそう思わないかと言うと、合成化学の研究は人間の思考のブラックボックスな部分に支えられていると思うからだ(これは合成化学に特有というわけではなく、他の学問にも当てはまるはずだ)。

まず一つ目に、実験は潜在記憶をフルに生かした行為だからAIに代替されづらい、ということが挙げられる。潜在記憶とは「自転車の乗り方」など、うまく想起・言語化できない記憶のことである。潜在記憶に対して、想起意識を伴う記憶は顕在記憶と呼ばれ、「さくらんぼは赤色である」とか「昨日の夜はハンバーグを食べた」など、明確に言語化できる種類の記憶のことである。

合成実験には高度なテクニックが必要とされ、スポーツなどと同様、潜在記憶をフルに生かした行為だと言える。特に、不活性雰囲気下での実験には職人技ばりの細かい作業が求められ、少し操作を誤っただけで大失敗を招くこともある。もちろん、作業動作自体を言語として記述することは可能だが、操作を行う際の”感覚”について抽出することはできず、操作の再現が難しい。自転車に乗った際のバランスの取り方について記述できないのと同じだ。このように、言語だけで実験技術の全てを伝えることはできないため、合成化学者が満足に実験を行えるようになるまでには年単位の時間がかかってしまう。

潜在記憶によって実現される作業を機械によって代替するのはなかなか難しい。言語として記述するのが難しいため、プログラムすることが難しいからだ。もし実験操作をロボットで代替したとしても、そのロボットに人間のような「知能」が備えられていない限り、操作の判断については結局は人間がすることになる。もちろん、機械学習やデータマイニングのような手法を採用し、大量のデータからの知識獲得を狙うという手もある。ただ、化学実験における「どのような条件、操作でうまくいったのか」という類のデータの数は莫大なものになり、これらのデータを解析に適した形で集めることは現実的に不可能だと言わざるを得ない。化学反応の結果を左右する因子(独立変数)は数えきれないほど存在するし、この世に数千万〜数億は存在すると言われる化合物それぞれが異なる性質を有しているからだ。加えて、「どのような条件・操作で失敗したのか」というデータは一般的には公にならないので、そのようなネガティブデータの不足が人工知能モデルの能力を損なわせることにもつながるだろう。

二つ目の理由として、合成経路や合成手法の提案は人間のヒューリスティックに強く依存しているから、というのが挙げられる。ヒューリスティックとはいわゆる「経験則」のことだ。何らかの問題に取り組んだとき、「なんかよくわからないけど解けた」「感覚で解けた」という経験をしたことがあると思う。そのような言語化の難しい思考プロセスを使って素早く答えを出す手法のことを、「ヒューリスティック」と呼ぶ。

ある程度経験を積んだ合成化学者であれば、合成スキームを見ただけで、合成法と最適な反応条件を提案できるのではないだろうか。これは経験から得られるもので、その思考プロセスを言語化するのは非常に難しいと感じるはずだ。これがまさにヒューリスティックのなせる技である。少ないデータからでも、ある程度信頼できる解を直感的に素早く導ける。そのため、ササッと実験に移ることができる。そこで得られた実験結果を踏まえてフィードバックを行うことにより、さらにヒューリスティックの精度を上げることができる。

人間が優れているのは、実験の提案段階から結果を得る段階までのすべてを、独力かつスムーズに実行できる点にある。圧倒的なスピードでヒューリスティックを鍛えていけるのだ。現在のAIは限られたタスクについては人間より速く学習することができるが、そのためには大量のデータが必要である。また、合成化学者のように研究全体について包括して学習することは今のところ不可能だ。

以上が私が合成化学者はこれからも生き残っていけると考える理由だ。合成化学者を完全に代替するためには、ドラえもんのような汎用人工知能の登場を待たねばならないだろう。

合成化学者がAI時代を生き抜くために

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とは言っても、合成化学の各タスクは徐々にAIやロボットに代替されてゆくだろうと私は予想している。現在でも、反応予測や反応経路予測に対して人工知能を利用してアプローチする研究を見かけるし、反応・精製をオートメーション化する動きも見られる。

未来を予測することにはあまり意味がないと個人的には思っているのだが、合成化学者が今後生き残るためにはどうしたらいいのかについてはいくつか思い当たる点があるので、以下に記そう。

まず第一に、細かい合成技術を磨く、ということである。合成・精製がオートメーション化されたとしても、おそらくそれは画一化された性能しか持たないであろう。簡単な反応を行って簡単に精製をする程度の性能にしばらくは留まるはずだ。つまりそれは、個別の現象に対応することができない「頭の固いモデル」ということになる。実際、今の自動HPLCなんかでも、特殊な化合物を精製する際には全く役に立たなかったりする。そのため、しっかりとした合成技術を磨いておけば、簡単に機械に代替されることはないはずだ。痒いところに手が届く合成化学者は、今後10~20年は必要とされるはずだ。

第二に、人工知能分野の全体像について学んでおくことだ。今現在AIを使って何ができるのか、一体どのような手法なのか、ということを理解していれば、化学の専門家としてAIの使い所を見極めることができ、自分の研究にAIを生かすこともできるはずだ。自分でプログラムをつくれなくても、使い所さえ分かっていれば人工知能に詳しい人材に仕事を依頼することが可能だ。

全体像をざっくり掴むくらいなら正直そこまで大変ではない。数学、英語、プログラミングがそこそこできれば、数週間~数ヶ月も勉強すれば全体像を捉えることができる。機械学習やディープラーニングの理論の理解には、少なくとも大学教養レベルの数学力が必要なので、数学は勉強しておいた方が良いだろう。

英語が必要な理由は、分野の発展のスピードが化学とは比べ物にならないほど早いので、英語の文献を読まないとついていけないからだ(研究者なら英語は苦にしないだろうし)。

プログラミングについては言わずもがなだが、とりあえずPythonが書ければいいのではないだろうか(自分もまだ実力不足なので偉そうなことは言えない笑)。また、人工知能は量子化学計算との融合を見込めるので、量子化学も勉強しておくと良いだろう。

逆転の発想で生き残る

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私は合成化学者を応援している。合成化学者は、よく分からない批判に負けず、自分たちの信じる道を突き進んでいってほしい。合成化学者は身体を使って仕事をするのでバカにされがちだが、むしろそこに強みがあるように私には思えるのだ。

これからは様々な仕事が機械に代替されていく。プログラムによって再現しやすい作業や、関連データを簡単に収集できる作業からどんどん代替されていくので、手続きを明確に記述できる作業はすぐに一掃されるだろう。そのため、これからは言語化が難しい能力(上で取り上げたヒューリスティックや潜在記憶など)を鍛えていった方が良さそうだ。直感や第六感と呼ばれるようなものに近いのだろうか?

この能力を鍛えるためには経験が必要だ。それも、質の高い問題解決を何度も経験する必要がある。だから、常にChallengingなことに挑戦しよう。合成化学者であれば、物怖じせず、難しい化合物の合成に挑もう。失敗を恐れず、難しい実験に挑戦してみよう。そして、そこで得た経験を生かして、より難しいことに挑戦しよう。

このサイクルをなるべく早く回し、素早く成長していくことが大切だ。合成化学に限らず、すべての分野の人が取るべき戦略だと思う。人間は単純な数理能力ではもうコンピューターに勝てない。それなら、コンピューターが苦手な分野で勝負しよう。人工知能に対して必要以上に悲観的な感情を抱かず、ポジティブにがんばりましょう。

少し話は変わるが、自分たちが作り出したプロダクトをCoolだと誇るのがエンジニアというものらしい。無から有を作り出せる存在だからだ。彼らと同じように、合成化学者も無から有を作り出せる創造的な存在なのだから、合成奴隷・合成ソルジャーなどと自虐せず、自分たちが生み出した分子を誇るべきだ。

ビジュアル的にも美しいのが化学。その美しさをゼロから演出でき、実験技術という職人技を持つ合成化学者は、さながらアーティストのようではないか。あまり自分たちのことを卑下せず、自信を持って楽しく研究しましょう!

逆境の中をひたすら進む

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久しぶりの投稿になります。先輩から「みんな小栗くんが今何をしてるか気になってるよ」と声をかけていただいたので、そろそろ現状報告したいと思います。

色々なことがあったのですが、ようやく最近は心の整理がついてきて、自分の過去を振り返るのも怖くなくなったし、ある程度の客観性を保って自分について語れるようになったと感じます。出来る限りの現状報告をするので、どうぞ読んであげてください。かなりの長文です。しかもわりとポエムってるので、覚悟してどうぞ。

結論から言いますと、昨年の冬にミシガン大学を退学して、今は東京の人工知能系ベンチャーにて、ディープラーニングに関する仕事をしている。来年からまた留学に行こうと思っている。

どこから説明したらいいか分からないが、1年前から説明することにする。昨年5月にアメリカのミシガン大学に渡り、化学合成の研究に従事していた。最初は順調だったのだが、1ヶ月もするとそんな気持ちはどこかに行ってしまった。というのも、これはこんなところで言ってはいけないのかもしれないが、所属していた研究室の環境や手続きが、科学に対して真摯なものであるとは僕には思えなかったからだ。最初は日本とアメリカの文化の差に起因するものと思っていたのだが、どうやらそうではない気がした。

そのことで指導教官とソリが合わなくなり、言語の壁もあってうまく伝えることができなかったせいもあるのか、最終的には僕が悪いということになった。僕はそうは思わなかったのだけれど、もしかしたらそうだったのかもしれない。

モヤモヤした気分を抱えながら時間を過ごすうちに、次第に研究に対するモチベーションは失われていった。心が潤いを失っていくと同時に、化学への情熱も失っていった。自分はこの研究室に居ていいのだろうかと悩んだ。他の研究室に移ろうとも考えていたのだが、僕をアメリカに送り出してくれた人達のことを思うと、それが正しい判断なのか分からなかった。

客観的な評価が欲しかったので、なるべく多くの先輩・友人に相談することにした。もちろん相談に乗ってもらった方に全ての事情を話すことは出来ず、部分的な情報でのやりとりになってしまったのだが、大変厳しい言葉をいただいたり、反対に、励ましの言葉をいただいたりと、貴重な視点を得ることができたように思う。両親や恋人には心配をかけたくなかったため相談できず、彼らに相談したのは大学院を辞めるタイミングになってからだ。

どうするべきか迷っている間にどんどん塞ぎこんでしまって、次第に外に出ることが億劫になり、渡米から2ヶ月たった7月のとある朝、僕はベッドから起き上がれなくなってしまった。最終的に、その研究室を辞めることを決意したのだが、当時の指導教官から送られてきた最後のメールは、悪い意味で一生忘れそうもない。

研究室を辞めたあと、日本人の教授の研究室に所属させてもらうことになった。先生には心理的な面も含めてサポートいただき、心が救われた思いだった。

精神的には少し楽になったのだが、この分野に対する情熱が戻ることはなかった。その代わり、昔から自分が好きだった分野だったり、自分の心についてだったりと、様々なことを考えるようになった。書籍や論文を読んだりしているうちに、いくつかやりたいことが出てきた。今回の経験で自分の心が不安定になったこともあり、人間の心や知能というものに最終的には強く惹かれるようになった。

次第に考えが固まり、神経科学や心理学の研究をしたいと思うようになった。これらの学問は、人間の脳や心について解明することを狙いとする学問だ。ミシガン大で修士号を取得した後で専攻を変えようと思っていたのだが、嫌な思い出の詰まったキャンパスで生活するのは辛かったし、何より、情熱を失った分野の勉強・研究を続ける気にはなれなかった。

最終的に、先生には悪いと思いながらも、昨年の11月、ミシガン大学を自主退学して、日本に戻ってきた。いきなり神経科学/心理学分野の博士課程に出願するのは無茶だと思ったので、イギリスの大学院の修士課程を目指すことを決意し、出願。Imperial College LondonKings College LondonUniversity of BristolUniversity of Sheffieldなどから合格を頂いた。だがしかし、まだまだ苦難の道は続く。

以前から支援していただいていた財団からの奨学金を継続できるのかどうか、その時点で不透明だったのだ。結局、それがはっきりしたのは3月あたりで、「退学してしまったので支援を継続出来ませんよ」ということになった。これに関しては自分が悪いし、財団に迷惑をかけてしまったので申し訳ないと思っている。数年後に成長した姿を見せられればいいのだが。

さて、奨学金が継続できないことに決まり、その時点で奨学金を申請してもVISA取得に間に合いそうになかったため、入学を1年遅らせることにした。色々と段取りが悪かったのは認めざるを得ない。さらに、同じようなタイミングで当時付き合っていた恋人に振られ、さらに僕の心はダメージを受けることになった。正直辛かった。

うん、もうなにがなにか分からないのだが、ここまで来るとちょっと笑えてきました。Twitterで「さーて、俺も中退して箔をつけたし、そろそろ起業でもすっかなー」と軽口を飛ばしながらも、その裏では僕の心は静かに軋んでいた。

いつまでも落ち込んでいても仕方ないと思い、応募できる奨学金を探したりとか、何とか来年まで食いつなぐための仕事を探したり、放送大学に入って心理学や認知科学を学んだりしていた。

プログラミングくらい出来なきゃと思ってPythonを始めた。そして、その先を追っていくと、今流行りの機械学習やディープラーニングに出会った。この人工知能という分野、人間の知能を再現しようという試みから生まれたもので、僕がやりたいと思っている神経科学や心理学なんかと関連が深いです。

独学でこれらの分野の勉強を続け、そして先月、東京のITベンチャーがインターンとして受け入れてくれて、ディープラーニングに関わる仕事を始めることになった。

また、人工知能について学んでいくうち、人工知能と神経科学の交差点に存在すると言ってもよい計算論的神経科学(Computational Neuroscience)という分野に興味を持った。今年またイギリスとドイツの計算論的神経科学の修士課程に出願しようと思っている。もしかしたら受からないかもしれないが、受かったらおそらくそっちに行く。それなりの数学知識が必要なため、今は放送大学で数学をバリバリ勉強している。新たな奨学金をゲットできるかも不安だな。もしダメでも教育ローンを組んで留学に行こうと思ってはいるのだが。

今の僕が目指したいのは、人間の心の原理を解明することであり、その過程で得たものを社会に活かすことだ。やりたい事としては、あのAlphaGoで有名なDeepMind社が目指しているものに近い。彼らは神経科学にinspireされた人工知能モデルを構築しようとしている。僕が将来やりたこともこれに近く、つまり、神経科学分野で得た知見を人工知能のモデル構築に役立てられたらいいなと思っているのだ。神経科学と人工知能分野はもっともっと歩み寄るべきだと思っている。そうでなければ今以上の人工知能の登場は見込めないのではないだろうか。もちろん、私の現在の知識では太刀打ちできないので、キャッチアップできるようもっと学ばなければなりません。というか相当努力しないといけない。

さて、かなり長くなったので、そろそろ話を畳みにかかりましょう。はっきり言って、僕の初めての学位留学は完全に失敗に終わってしまいました。でも何も得られなかったわけではありません。

この1年での僕の最大の変化は、「人の気持ちがわかるようになった」ということではないかと思います。以前は僕もかなり尖っていて、他人を傷づけることも多かったのではないかと思います。しかし今回、自分が大失敗を経験してみて、苦しんでいる人の気持ちが分かるようになったし、人は環境次第で大きく変わる生き物なのだと理解できました。これは人間として大きな成長ではないかと自分では思っています。

もちろん、留学前から変わっていないこともありまして、それは、私の夢や価値観です。僕は「人の心を動かせる人間」になりたいと思っています。研究で素晴らしい発見をしたと自分では思っていても、その研究を評価するのは自分ではなく他人です。毎年ノーベル賞が騒がれていますが、科学の発見に対する賞だといっても、その重要性を決めるのは人間であり、人間社会であります。人の心を動かしてこそ、自分の作り上げたものが人々の波に乗り、うねりとなり、最終的に社会に役立つものに変わっていくのだと信じています。なので、みんなに「おっ!」と思ってもらえたり、「おもしろい!」と言ってもらえるような事を成し遂げたいと思っています。そして、人間の心について研究していくと同時に、自分の人格も育んでいきたいと思っています。

最後に、苦しんでいるときに相談に乗って頂いた方、本当にありがとうございました。

おかげさまで今は人生を楽しめています。とある先輩の一言に僕は心を救われたのですが、その言葉はまだ自分の胸の中にしまっておこうと思います。

最後に宣伝ですが、最近流行りのVALUを始めました。僕を応援してくれる人、僕の将来性に期待してくれる人がもしいたら、小栗株を買ってあげてください。VALUで得た資金は来年からの留学費用に回そうと思っています。

valu.is

FIFA17攻略:フォーメーションガイド【Ultimate Team】

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FIFA17のUltimate Team(UT)では、25個のフォーメーションを使用することが出来ます。

 

当ブログでは、25個のフォーメーションすべての解説を行っています。

 

各フォーメーションの長所短所基本戦術などを解説。

 

また、どのような選手を起用するべきなのか「選手への指示」をどう設定するべきなのかなど、細部にこだわって記事を作成しています。

 

※現在、記事を書いている最中です

 

目次

3バックシステム

3-4-1-2

3-4-2-1

3-4-3

3-5-2

 

4バックシステム

4-1-2-1-2

4-1-2-1-2 (2)

4-1-4-1

4-2-2-2

4-2-3-1

4-2-3-1 (2)

4-3-1-2

4-3-2-1

4-3-3

4-3-3 (2)

4-3-3 (3)

4-3-3 (4)

4-3-3 (5)

4-4-1-1

4-4-2

4-4-2 (2)

4-5-1

4-5-1 (2)

 

5バックシステム

5-2-1-2

5-2-2-1

5-3-2

 

3-4-1-2

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特徴

90年代後半のイタリアで流行した布陣。

 

トルシエ、ジーコ時代の日本代表の基本陣形であったため、日本でも馴染みの深いフォーメーションだ。

 

それぞれの選手がスペースを均等に使えるため、バランス型のフォーメーションだと言える。

 

3-5-2より中盤の選手が前線寄りに位置しているため、攻撃面をより重視した布陣となっている。

 

中盤の選手が多いため、パスを細かくつないでポゼッションを保ちながら組み立てをしたい人にオススメだ。

 

長所

  • 攻撃を組み立てやすい
  • 選手間の距離が近いためパスをつなぎやすい→高い支配率
  • 相手のビルドアップの早い段階でボール奪取を狙える

 

短所

  • ウイングバック(RM、LM)は攻守に貢献する必要があるため、彼らに負担がかかる
  • CBが3人しかいないため、1人でも規律を乱す動きをすると一気に崩される
  • CBの横に大きなスペースが出来るので、ここを狙われやすい
  • ショートカウンターに弱い

 

基本戦術

前線~中盤からプレッシャーをかけ、ボール奪取からのショートカウンターを狙うのが基本戦術である。

 

カスタム戦術でプレッシャーを高め(60~)に設定し、前線からプレスをかけよう。

 

攻撃の中心はCAM(トップ下)である。彼を中心としてショートパスを素早く回し、中央突破を狙うのが良い。

 

自陣で雑なボール回しをすると即失点に繋がるので、確実に敵陣へボールを運ぶこと。リスキーなパスを狙うのはそこからで良い。

 

RM、LMを使ったサイドアタックも可能である。

 

ただし、サイドの高い位置でボールをロストすると、その後ろのスペースを使われて一気に前線に抜けられてしまうので注意。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST×2

攻撃意識:高い
守備意識:低い~普通
特に重要な能力:PAC、決定力、ポジショニング、バランス、パワー
選手への指示:サポートラン→裏に抜ける

 

基本的にどちらのSTも裏抜け設定で問題ない。この2人へのスルーパスで決定機を演出しよう。

 

2トップのうち1人は守備無視で構わないので、選手への指示でパスカットを「受動的なパスカット」に設定する。

 

もう1人は守備にも貢献してもらう必要があるので、守備意識(ワークレート守)が「普通」の選手を起用しよう。

 

CAM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:低い
特に重要な能力:シュート力、ロングシュート、ショートパス、バランス、パワー
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る

 

このフォーメーションにおけるキーマン。

 

守備は捨てて攻撃に専念してもらう。CAMが下がった位置でボールを持つようになると攻撃のパターンが一気に少なくなるからだ。

 

昔の選手でいえば、ジダンのようなクラシカルなトップ下がこのフォーメーションでは生きる。パスが上手くて、フィジカルの強さでボールをキープできる選手だ。

 

ゲーム内ではDe BruyneやTotti、Kakaなどが適任。

 

CM×2

攻撃意識:普通
守備意識:普通
特に重要な能力:視野、ショートパス、ロングパス、パスカット

 

RM、LM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:加速、ダッシュスピード、クロス、ロングパス、スタミナ
選手への指示:ディフェンスサポート→ディフェンスに戻る

 

CAMの次に重要なのがこのポジション。サイドを上下に走り回って攻守に貢献してもらう。

 

そのため、ペースとスタミナが高い選手でなければ務めることができない。

 

ディフェンスサポートを「ディフェンスに戻る」に設定しておくと守備が安定する。

 

試合後半になると疲れてきてサイド突破されることが多くなるので、控えの選手と交代するのが良い。つまり、優秀なウイングバックの選手が4人必要になる。

 

CB×3

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
重要な能力:PAC(70以上)、DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

攻撃意識(ワークレート攻)が「高い」の選手を起用してはいけない。攻撃時に勝手に前線に上がってくるため、ボールを奪われてカウンターを受けると簡単に失点してしまう。

 

ディフェンスが3人しかいないため、足が遅い選手がCBを務めると簡単に裏のスペースを使われる。

 

ペースが70以上の選手をできれば起用したい。

 

3-4-2-1

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特徴

3-5-2をアレンジしたフォーメーションであり、90年代後半からイタリアで流行し始めた。3-6-1とも呼ばれる。

 

FIFA17においてはトップ下の2選手がミッドフィルダー扱いではなくフォワード扱い(RF、LF)になっている。

 

3-4-1-2とほぼ同じ特徴を有するが、こちらはよりワイドなプレイに重点を置いている。

 

中盤に選手が6人もいるため、パスをつないでポゼッションを保ちながら組み立てをしたい人にオススメだ。

 

また、ピッチを広く使って頻繁にクロスを供給したい人にもオススメ。その際はSTに高さのある選手を起用しよう。

 

長所

  • 中盤に選手が多いためゲームを支配しやすい
  • 中央突破とサイド攻撃どちらにも優れる
  • 相手のビルドアップの早い段階でボール奪取を狙える


短所

  • ウイングバック(RM、LM)は攻守に貢献する必要があるため、彼らに負担がかかる
  • CBが3人しかいないため、1人でも規律を乱す動きをすると一気に崩される
  • CBの横に大きなスペースが出来るので、ここを狙われやすい
  • カウンターに弱い


基本戦術

前線の3人の選手(ST、RF、LF)による中央突破およびウイングバックを用いたサイドアタックが攻撃の中心となる。

 

ウイングバックがRF、LFを追い越す動きをしてくれるので、攻撃にバリエーションが生まれやすい。

 

中盤が厚くプレッシングしやすいため、ショートカウンターを狙いやすい。

 

ボールが奪われた時に早めにプレッシャーをかけてボールを奪い返し、再び前線からの攻撃を開始するのが有効だ。

 

前線~中盤の選手でプレッシングを行いたいため、カスタム戦術でプレッシャーを高め(60~)に設定しておこう。

 

ただし、相手が攻撃を開始してから既に3本以上のパスを回している時や、ボールがハーフラインを超えてきた時は、プレッシングではなくリトリートで対処する。

 

※リトリート:ほとんどの選手が自陣ゴール近くまで戻ってディフェンスを行うこと

 

守備の枚数が少ないため、自陣でプレッシャーをかけすぎるとスペースが空いて簡単に失点する。

 

試合経験を積んで、プレッシングからリトリートに切り替えるタイミングを経験的に覚えることが重要だ。

 

攻撃の中心は2人のCMと2人のウイングバック(RM、LM)。

 

CMが攻撃の開始地点になることが多い。彼らが上手くパスを散らばせることができるかが攻撃の成否を分ける。

 

RM、LMの動きが中央突破においてもサイドアタックにおいても効いてくる。彼らをうまく使って相手のディフェンスを崩そう。

 

ただし、RM、LMが高い位置にいる状態でボールを奪われると、空いたサイドを使われて一気に前線に抜けられてしまうので注意。

 

ロングカウンターに弱いので、相手チームに足の速いウインガーがいる場合は要注意だ。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST

攻撃意識:高い
守備意識:低い
特に重要な能力:決定力、ポジショニング、ヘディング精度、バランス、パワー

 

Suárez、Lewandowski、Ibrahimovićのような、ポストプレイ、キープ、ヘディングができる万能型のストライカーを置く。

 

彼らの特性に合わせた攻撃をしていこう。

 

RF、LF

攻撃意識:普通~高い
守備意識:低い
重要な能力:決定力、シュート力、ロングシュート、ショートパス

 

1人はパスとドリブルが得意な選手、もう1人はフィジカルが強くてシュートが上手い選手を起用し、攻撃にバリエーションを持たせるのがオススメ。

 

CM×2

攻撃意識:普通
守備意識:普通
重要な能力:視野、ショートパス、ロングパス、パスカット

 

このフォーメーションのキーマン。

 

2人のCMが攻撃のスイッチを入れる役割を担う。そのため、「ショートパス」と「視野」が高い選手を起用する

 

これらの能力が低い選手を起用すると、自陣ゴール前でボールを奪い返され、ショートカウンターで失点しやすい。

 

RM、LM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:普通~高い
重要な能力:加速、ダッシュスピード、クロス、ロングパス、スタミナ

 

CMと並ぶキーマン。サイドを上下移動して攻守に貢献してもらう。

 

そのため、ペースとスタミナが高い選手でなければ務めることができない。

 

攻撃意識が高い選手を起用すると攻めやすくなるが、その反面カウンターアタックを受けやすくなる。

 

その場合、ディフェンスサポートを「ディフェンスに戻る」に設定しておくと守備が安定するので、失点しやすい人は試してみよう。

 

試合後半になると疲れてきてサイド突破されることが多くなる。控えの選手を含め、優秀なウイングバックの選手を4人用意しておこう。

 

CB×3

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
重要な能力:PAC(70以上)、DEF(80以上)
アタッキングサポート:攻撃時に上がらない

 

攻撃意識(ワークレート攻)が「高い」の選手を起用してはいけない。攻撃時に勝手に前線に上がってくるため、ボールを奪われてカウンターを受け、簡単に失点してしまう。

 

ディフェンスが3人しかいないため、足が遅い選手がCBを務めると簡単に裏のスペースを使われる。

 

PACE(加速力、ダッシュ速度)が70以上の選手を起用しよう。

 

3-4-3

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特徴

3-4-3と聞くとヨハン・クライフ監督時代のバルセロナを思い浮かべる人もいるだろう。

 

しかし、FIFA17のUltimate Teamで使用できるのは、当時のバルセロナが用いた中盤の選手をダイヤモンド型に並べる3-4-3ではなく、MFを横に並べるフラット型の3-4-3だ。

 

キャリアモードやシーズンではダイヤモンド型の3-4-3を使用できるのだが、なぜかUTでは使用できない(FIFA18では用意してもらいたい)。

 

このフラット型の3-4-3は、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニが好んで使用した陣形だ。

 

数多く存在するフォーメーションの中で最も攻撃的なものの一つだと言われている。

 

守備を重視する現在サッカーではほとんど用いられることがない。

 

3-4-2-1とほとんど同じ特徴を有するフォーメーションであるが、こちらはさらにワイドにボールを動かしたい人にオススメだ。

 

サイドに4枚の選手(RW、LW、RM、LM)いるため、強力なサイド攻撃を行うことができる。

 

長所

  • 強力なサイドアタックを展開できる
  • サイドで数的優位の状況を作れる
  • ピッチを広く使った速攻が可能

 

短所

  • 相手が4バックの場合、マッチアップが噛み合いすぎて前線にスペースが得られない
  • サイドアタックに弱い
  • クイックカウンターに弱い
  • CBが3人しかいないため、1人でも規律を乱す動きをすると一気に崩される

 

基本戦術

前線~中盤からプレッシャーをかけ、ボール奪取からのクイックカウンターを狙うのが基本。

 

カスタム戦術でプレッシャーを高め(60~)に設定し、前線からプレスをかけよう。

 

相手が攻撃を開始してから既に3本以上のパスを回している場合や、ボールがハーフラインを超えてきた場合は、プレッシングではなくリトリートで対応する。

 

※リトリート:ほとんどの選手が自陣ゴール近くまで戻ってディフェンスを行うこと

 

守備の枚数が少ないため、自陣でプレッシャーをかけすぎるとスペースが空いて簡単に失点する。

 

試合経験を積んで、プレッシングからリトリートに切り替えるタイミングを経験的に覚えることが重要だ

 

また、ピッチをワイドに使った速攻を得意とする陣形なので、サイドの選手を有効に使っていこう。

 

ただし、守備の選手が少ないため、攻撃に注力しているときにボールを奪われると自陣で数的不利な状況を作られやすい。

 

できるだけボールを奪われないように、集中力を切らさずボール回しを行う必要がある。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST

攻撃意識:高い
守備意識:低い
特に重要な能力:決定力、ポジショニング、バランス、パワー 、ヘディング精度

 

身長が高くフィジカルに優れたターゲットマン型のストライカーを置くか、なんでもできる万能型のストライカーを置く。

 

サイドアタックを中心に攻撃を組み立てるので、クロスボールをゴールに押し込めるヘディング精度が重要になってくる。

 

RW、LW

攻撃意識:高い
守備意識:低い
特に重要な能力:PAC(85以上)、ロングシュート、ロングパス、クロス、スキルムーブ(☆4以上)
選手への指示:サポートラン→裏に抜ける

 

このフォーメーションにおけるキーマン。

 

サイドを切り裂き、STに正確なクロスを供給するのが彼らの役目だ。

 

また、サイドからカットインしてゴール前に切り込み、中にいる選手にパスを渡すか、ロングシュートを狙うのも効果的。

 

スキルムーブとロングシュートの値が高ければ、カットインからフィニッシュまでの動きが行いやすい。

 

脚が速い選手でないとカウンター時に敵ディフェンダーに追いつかれ、攻撃の勢いが削がれてしまう。そのため、ペースが85以上の選手を起用したい。

 

サポートランを「裏に抜ける」に設定しておくと、相手ディフェンダーの裏のスペースを狙って走ってくれる。タイミングを計って精密スルーパス(R1+△)を送ろう

 

また、「選手への指示」でRWかLWのいずれかの「チャンスメイク」を「中へ切り込む」に設定しておくと、バルセロナでのメッシや日本代表での本田のように中でボールを受けることができる。

 

このように、ウイングの一方を偽ウイングとして用いることで、攻撃のパターンを増やすことができる。

 

CM×2

攻撃意識:普通
守備意識:普通
特に重要な能力:視野、ショートパス、ロングパス、パスカット、スタミナ

 

第2のキーマン。

 

彼らが攻撃の起点になるため、視野とショートパスの値が高い選手を起用する。

 

守備にも貢献してもらう必要があるため、パスカットやスタミナが高い選手を選択しよう。

 

RM、LM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:PAC(80以上)、クロス、ロングパス、スタミナ

 

彼らがウイングを追い越す動きをすることによって攻撃のバリエーションが増える。

 

サイドを上下動するので、ペースとスタミナの値が高い選手を起用するべし。

 

CB×3

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:PAC(70以上)、DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

攻撃意識(ワークレート攻)が「高い」の選手を起用してはいけない。攻撃時に勝手に前線に上がってくるため、ボールを奪われてカウンターを受けると簡単に失点してしまう。

 

ディフェンスが3人しかいないため、足が遅い選手がCBを務めると簡単に裏のスペースを使われる。

 

ペースが70以上の選手をできれば起用したい。

 

3-5-2

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特徴

90年代、イタリアやイングランドでよく見られたフォーメーション。

 

3-4-1-2とほぼ同じ特徴を備える。

 

3-4-1-2より中盤の選手が自陣近くに位置しており、守備を重視したフォーメーションとなっている。

 

守備が苦手な人にオススメしたい。

 

中盤の選手が多いため、ショートパスを中心とした攻撃がやりやすい

 

長所

  • CDMが2人いるため、自陣ゴール前の守備が安定する
  • 選手間の距離が近いためパスをつなぎやすい→高い支配率
  • 戦術を「ディフェンシブ」「ウルトラディフェンシブ」に設定した場合のパス回しがやりやすい→点差を守って逃げ切りたいときに便利

 

短所

  • RM、LMの後ろにスペースが存在するため、サイドアタックに弱い
  • CDMとCAMの間に大きくスペースができる→相手が中盤に3人のCMを揃えている場合(4-3-2-1など)、この空いたスペースを自由に使われてしまう

 

基本戦術

中盤の人数の多さを生かしたプレッシングおよびポゼッションで攻めるのが基本。

 

前線からプレッシャーをかけ、相手陣内でボールを奪い、ショートカウンターで相手ゴールをこじあける。

 

自陣内ではリトリートで守備を行う。守備の枚数が多いので数的優位の状況を作りやすく、守備がやりやすい。

 

※リトリート:ほとんどの選手が自陣ゴール近くまで戻ってディフェンスを行うこと

 

このフォーメーションで核となるのは2人のCDMである。

 

彼らの能力次第で試合の良し悪しが決めると言っても過言ではない。

 

この2人の能力値が高ければ、他の選手が平凡でも攻守が安定する。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST(1人目)

攻撃意識:高い
守備意識:低い~普通
特に重要な能力:PAC(80以上)、DRI(75以上)、決定力
選手への指示:サポートラン→裏に抜ける

 

STのうち1人は決定力があって脚の早いストライカーを置くのが良い。AubameyangやVardyのようなストライカーだ。

 

サポートランを「裏に抜ける」に設定し、常に相手ディフェンダーの裏のスペースを狙ってもらう。

 

ST(2人目)

攻撃意識:高い
守備意識:低い~普通
特に重要な能力:PHY(80以上)、決定力、ポジショニング、ヘディング精度、身長(185cm以上)
選手への指示:サポートラン→ターゲットマン

 

もう1人は、身長が高くフィジカルの強い大型フォワードを置く。IbrahimovićやDiego Costaが良い例だ。

サポートランを「ターゲットマン」に設定し、ポストプレーを行ってもらう。

このように、2人のSTにそれぞれ異なる役割を持たせることで、攻撃にバリエーションを持たすことができ、単調な攻撃に終始するのを防ぐことができる

 

CAM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:低い
特に重要な能力:シュート力、ロングシュート、ショートパス、バランス、パワー

 

パスが上手くて、フィジカルの強さでボールをキープできる選手を選択する。

 

CDMがボールを奪ったらすぐCAMを探して彼にボールを渡す。その瞬間に攻撃のスイッチが入る。

 

前にスペースが見つからない時はCAMでロングシュートを狙っていくのが効果的。そのため、ロングシュートの値が高い選手を起用すると良い。

 

RM、LM

攻撃意識:普通
守備意識:普通
特に重要な能力:加速、ダッシュスピード、クロス、ロングパス

サイドからターゲットマン担当のSTにクロスを供給するのが彼らの役目。

 

クロスとロングパスの能力値が重要。

 

CDM×2

攻撃意識:普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ

 

このフォーメーションにおけるキーマン。攻撃も守備もこの2人が中心となる。

 

つまり、この2人の能力値がイマイチだと、このフォーメーションは機能しなくなる

 

ディフェンスとパスの能力に優れ、運動力の多い選手を起用するべし。

 

CB×3

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
重要な能力:PAC(70以上)、DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

攻撃意識(ワークレート攻)が「高い」の選手を起用してはいけない。

 

攻撃時に勝手に前線に上がってくるため、ボールを奪われてカウンターを受けると簡単に失点してしまう。

 

ペースが70以上の選手を起用しよう。

 

4-1-2-1-2

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特徴

攻守のバランスに優れたフォーメーションであるため、とても扱いやすい。

 

ゲーム内でトップクラスの人気を誇る陣形だ。

 

4-1-2-1-2 (2)と比較すると、サイドのMFがよりワイドに開いているため、ピッチを広く使った攻撃が可能。

 

長所

  • 選手間の距離が近いためパスをつなぎやすい
  • 中央突破・サイドアタックどちらも機能する
  • 前線の3人によるカウンターアタックが強力

 

短所

  • CDMが1人しかいないため、守備時に中央が手薄になる
  • そのためCDMに負担がかかる

 

基本戦術

ゆっくりとパスを回してポゼッションを維持しつつ、中央突破およびサイドアタックでゴールを狙っていく。

 

前述のとおり、サイドのMFがワイドに開いているため、彼らとサイドバックの連携によりサイドからも突破口を開くことができる。

 

2枚のSTとCAMによるカウンターアタックも強力。

 

ポゼッションプレイとカウンター、どちらもバランスよくこなせるフォーメーションなので、併せて使っていこう。

 

守備時に気を付けたいことは、CDMで相手選手を追いかけすぎないこと。

 

CDMが1人しかいないため、彼が本来のポジションを外れてしまうと、中央のスペースが大きく空いてしまう。

 

CBを操る感覚でCDMを操作するのが良い。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST×2

攻撃意識:高い
守備意識:低い~普通
特に重要な能力:PAC(80以上)、DRI(75以上)、決定力
選手への指示:サポートラン→裏に抜ける

 

2人とも裏抜け設定。常にカウンターを意識する。

 

CAM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:低い
特に重要な能力:シュート力、ロングシュート、ショートパス
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る、フリーポジショニング→自由に動く

攻撃の中心。

 

パスが上手くてロングシュートが狙える選手を起用しよう。

 

カウンター時にSTにパスを供給するため、守備は放棄して前線に残っていてもらう。CDMがボールを奪ったらCAMを探してボールを渡そう。

 

RM、LM

攻撃意識:普通
守備意識:普通
特に重要な能力:クロス、ショートパス、ロングパス、スタミナ

 

パスが得意で運動量が豊富な選手を起用。

 

CDM

攻撃意識:普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

守備の要。

 

サイドバックがオーバーラップの動きを見せた際には、彼らの後ろのスペースをCDMがカバーしなければならない。

 

そのため、相当な負担を強いられるポジションである。

 

守備能力はもちろん、スタミナが高い選手であることが大前提だ。

 

RB、LB

攻撃意識:低普通
守備意識:高い
重要な能力:DEF(70以上)、クロス、ロングパス

彼らのオーバーラップがサイド攻撃を活性化する。

もしサイドアタックから多く失点してしまうようであれば、アタッキングサポートを「攻撃時に上がらない」に設定しよう。

 

CB×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
重要な能力:DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

4-1-2-1-2 (2)

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特徴

4-1-2-1-2をアレンジしたフォーメーション。オリジナルとほぼ同じ特徴を有する。

 

オリジナルの4-1-2-1-2、はRMとLMがサイドに位置するワイドなフォーメーションとなっている。

 

それに対し、この4-1-2-1-2 (2)はRMとLMがより中央に近いポジション(CM)に位置する、コンパクトなフォーメーション

 

選手間の距離がさらに近くなるため、中盤でのボール回しがかなり楽になる。

 

長所

 

  • 選手間の距離が近いためパスをつなぎやすい
  • 前線の3人によるカウンターアタックが強力

 

短所

  • 選手間の距離が必要以上に狭くなるときがある
  • CDMが1人しかいないため、守備時に中央が手薄になる

 

基本戦術

ゆっくりとパスを回してポゼッションを維持しつつ、中央突破でゴールを狙うのが基本戦術となる。

 

2枚のSTとCAMによるカウンターアタックも強力。

 

ポゼッションプレイとカウンター、どちらもバランスよくこなせるフォーメーションなので、うまく併用していこう。 

 

選手間の距離が近いことでパスを繋ぎやすい。

 

その反面、パスの勢いが強すぎるとトラップが乱れ、相手にボール奪取の機会を与えることになる

 

選手のパス能力の値も重要だが、ゲームをプレイする自分自身のスキルも大切になってくる。

 

守備時に気を付けたいことは、CDMで相手選手を追いかけすぎないこと。

 

CDMが1人しかいないため、彼が本来のポジションを外れてしまうと、中央のスペースが大きく空いてしまう。

 

CBを操る感覚でCDMを操作するのが良い。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST×2

攻撃意識:高い
守備意識:低い~普通
特に重要な能力:PAC(80以上)、DRI(75以上)、決定力
選手への指示:サポートラン→裏に抜ける

 

2人とも裏抜け設定。常にカウンターを意識。

 

CAM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:低い
特に重要な能力:シュート力、ロングシュート、ショートパス
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る、フリーポジショニング→自由に動く

攻撃の要。

 

パスが上手くてロングシュートが狙える選手を起用しよう。

 

カウンター時にSTにパスを供給するため、守備は放棄して前線に残ってもらう。CDMがボールを奪ったらCAMを探してボールを渡そう。

 

CM×2

攻撃意識:普通~高い
守備意識:普通
特に重要な能力:視野、ショートパス、ロングパス

 

オリジナルの4-1-2-1-2ではクロス能力に優れた選手を起用した。

 

しかし、こちらのフォーメーションでは、彼らはより中央に近い位置でプレーするため、視野やショートパスの値が高い選手を起用するのが良い。

 

CDM

攻撃意識:普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

守備の要。

 

優れた守備・パス能力を持つ選手を起用。スタミナ値も重要だ。

 

RB、LB

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:重要な能力:DEF(70以上)、クロス、ロングパス

彼らのオーバーラップがサイド攻撃を活性化する。

 

もしサイドアタックから多く失点してしまうようであれば、アタッキングサポートを「攻撃時に上がらない」に設定しよう。

 

CB×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない 

 

4-1-4-1

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特徴

EURO2004で優勝したギリシャが採用していたのが、この4-1-4-1。

 

4バックの手前にアンカー(CDM)を置いているのが特徴である。

 

4-5-2 (2)と非常によく似ている。4-1-4-1の場合、CDMがより自陣近くに位置している。

 

両サイドの選手がワイドに配置されているので、ピッチを広く使ったパス回しが可能

 

長所

  • 中盤でのビルドアップを堅実に行える
  • CDMを使ってバイタルエリアをカバーできる

 

短所

  • 攻撃のオプションが少ない
  • CDMのサイドのスペースが大きく空いている

 

基本戦術

中央突破とサイドアタック、どちらにも優れた陣形。

 

中盤の選手が多いため、堅実なビルドアップが可能。落ち着いてボールを回し、相手ゴールに迫ろう。

 

守備面に関しては、アンカー(CDM)のおかげでバイタルエリアでの守備が安定する

 

※バイタルエリア...DFとMFの間のスペース

 

バイタルエリアで相手に好き勝手やられてしまうと高確率で失点する。

 

このエリアをCDMできっちりカバーできるため、安定した守備が可能。

 

守備が苦手な人におすすめのフォーメーションだ。

 

デメリットとしては、CMとSTの間にスペースが空いているので、STが孤立してしまうことだ。

 

STが孤立すると攻撃のオプションが少なくなってしまう。

 

そのため、MFが前進して攻撃の選択肢を増やす必要がある。MFには攻撃意識が高い選手を起用しよう。

 

また、CMが上がる時間を稼ぐため、STにキープ力がある選手を起用するべきだ。

 

もう1つのデメリットとして、CDMのサイドのスペースが開いていることが挙げられる。

 

ここを狙われると弱い。このエリアをMFかDFがカバーする必要があるので、彼らには豊富な運動量が求められる。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST

攻撃意識:高い
守備意識:低い 
特に重要な能力:ポジショニング、決定力、バランス、パワー

 

キープ力に優れた万能型のストライカーを起用。

 

STにボールを持たせ、MFが上がって来るのを待つ。スピードよりキープ力を重視しよう。

 

選手への指示はお好みでどうぞ。

 

RM、LM

攻撃意識:高い
守備意識:普通
特に重要な能力:PAC、クロス、ロングパス、スタミナ

CDMのサイドのスペースをカバーするため、高い運動量が求められる。

 

守備意識が「普通」以上の選手を選ぶのが良い。守備意識が低い選手は守備にほとんど貢献してくれないので、サイドから崩されやすくなってしまう。

 

CM×2

攻撃意識:高い
守備意識:普通
特に重要な能力:シュート力、ロングシュート、視野、ショートパス、ロングパス

 

攻撃時のオプションを増やすため、攻撃意識が高い選手を選択しよう。

 

シュート力とロングシュートの値が高い選手であれば、常にミドルシュートを狙っていける。

 

CDM

攻撃意識:普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

このフォーメーションのキーマン。

 

優れた守備・パス能力を持つ選手を起用しよう。スタミナ値も重要。

 

RB、LB

攻撃意識:普通
守備意識:普通
特に重要な能力:DEF(70以上)、クロス、ロングパス

 

RB、LBがオーバーラップすることにより、攻撃時にサイドで数的優位を保つことができる。

 

RM、LMと協力して、サイドからも攻撃を仕掛けていこう。

 

CB×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

4-2-2-2

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特徴

FIFA17において、最も攻守のバランスに優れたフォーメーションのひとつ

 

4-4-2 (2)に似ているが、この4-2-2-2ではCAMが中央寄りに位置している。

 

前線の4人で攻撃、残りの6人で守備、というように、攻守の役割分担がキッチリしているので、攻守の切り替えをスムーズに行うことができる

 

プレイに慣れていない人でも安定した攻撃・守備が行えるため、初心者にもオススメだ。

 

長所

  • 攻撃のオプションが豊富
  • 守備の選手が多いため、守備が安定する

 

短所

  • CAMが中央寄りに位置しているので、サイドアタックがやや苦手

 

基本戦術

中央突破に優れた陣形。

 

前線の4人の選手による攻撃が強力だ。

 

ボールを奪ったら素早く前線にボールを運び、相手の守備陣形が整う前に中央から突破するのが基本。

 

とにかく早く!これを常に意識する。

 

弱点が少ないフォーメーションではあるが、唯一の弱点はサイドアタックにやや難があるところ。

 

その理由は、CAMがウインガーとして機能しづらいからだ。

 

サイドアタックを仕掛けるなら、CAMがドリブルでサイドに進出するか、サイドバックの上がりを待つしかない。

 

そのため、クロスで得点を演出したい人には向かないフォーメーションだ。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST×2

攻撃意識:普通~高い
守備意識:低い 
特に重要な能力:PAC(80以上)、決定力、シュート力
選手への指示:アタッキングラン→裏に抜ける

 

攻撃の基本は素早いカウンターアタックなので、脚が速いストライカーを起用する。

 

選手への指示は「裏に抜ける」を選択。

 

相手DFの裏のスペースを常に狙おう。精密スルーパス(R1 + △)が効果的だ。

 

レアル・マドリードを例に挙げるが、C・ロナウドとベイルの2人をSTとして起用すると、やたら強い(ごめんねベンゼマ)。お試しあれ。

 

CAM×2

攻撃意識:高い
守備意識:低い
特に重要な能力:シュート力、ロングシュート、視野、ショートパス
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る

 

パス精度にすぐれた選手を起用しよう。

 

攻撃に専念してもらいたいので、選手への指示で「前線に張る」を選ぶ。

 

CDM×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

攻守の要。

 

彼らの守備力・パス能力次第で攻守の良し悪しが決まると言ってもいい。

 

守備に専念してもらうため、選手への指示は「攻撃時に上がらない」を選択。

 

片方が守備力とスタミナに優れた選手、もう一方はパサータイプの選手を起用するのが良いだろう。

 

RB、LB

攻撃意識:普通
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、ショートパス
アタッキングラン→バランスオフェンス

 

攻撃的なサイドバックを起用するのではなく、守備的な選手を起用して、守備を固めるのが良い。

 

CB×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

4-2-3-1

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特徴

攻守のバランスに優れたフォーメーション

 

高い人気を誇り、Ultimate Team(UT)で愛用しているプレイヤーをよく見る。

 

3人のCAMが攻撃を組み立て、2人のCDMを中心に守備を行う。

 

前線4人の選手間距離が近いため、前線でのパス回しが容易に行える。

 

プレイに慣れていない人でも安定した攻撃・守備が行えるため、初心者にオススメ。

 

長所

  • 攻撃のオプションが豊富
  • CDMが2人いるため、守備が安定する

 

短所

  • CAMが中央寄りに位置しているので、サイドアタックがやや苦手
  • STが孤立する場面がある
  • CDMのスタミナ切れが起きやすい

 

基本戦術

高いポゼッションを保ちながら中央突破を狙うのが基本。

 

前線4人の互いの距離が近いので、彼らを使って創造性あるプレイができれば、高い攻撃力を見込める。

 

創造性のある攻撃を行うため、カスタム戦術のポジショニングを「自由度重視」に設定することをオススメする。

 

こうすることで選手が自由にポジション取りをするようになり、前線での攻撃オプションを増やせる。

 

守備はプレッシングでもリトリートでも機能するが、個人的にはプレッシング中心の守備を勧めたい

 

※リトリート:ほとんどの選手が自陣ゴール近くまで戻りつつディフェンスを行うこと

 

前線からプレッシングをかけて高いポゼッションを維持し、相手に何もさせずに勝つというスタイルだ。

 

カスタム戦術のプレッシャーおよび積極性を高め(60以上)に設定し、前線からプレッシャーをかけていこう。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST

攻撃意識:高い
守備意識:低い 
特に重要な能力:決定力、ポジショニング、ヘディング精度、バランス、パワー 

 

Suárez、Lewandowski、Ibrahimovićのような万能型のストライカーを置く。

 

選手への指示はお好みで。

 

CAM×3

攻撃意識:高い
守備意識:低い~普通
特に重要な能力:DRI、シュート力、ロングシュート、視野、ショートパス
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る、フリーポジショニング→自由に動く

 

ドリブルとパスの能力に秀でる選手を起用する。

 

STを入れた4人でワンツーパスなどを行い、突破口を開く。

 

UTでは、CAM間のケミストリー値を高くしておくと、彼らのオフザボールの動きが良くなる。かならず緑のラインを築くようにしよう。

 

CDM×2

攻撃意識:低い~高い
守備意識:低い~高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ

 

片方が守備力とスタミナに優れた選手、もう一方はパサータイプの選手を起用するのが良い。

 

守備が得意なCDMには選手への指示で「攻撃時に上がらない」を選択しておくと良い。

 

RB、LB

攻撃意識:普通
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、クロス、ロングパス
アタッキングラン→バランスオフェンス

 

CB×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

4-2-3-1 (2)

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特徴

オリジナルの4-2-3-1と比較すると、よりワイドなフォーメーションになっている。

 

2人のCAMの代わりに2人の純粋なウインガ―を置いているため、よりサイドアタックが行いやすくなった。

 

オリジナルの4-2-3-1を使っていて選手間の距離が近すぎると感じたときに、このフォーメーションを試してみると良いだろう。

 

長所

  • ピッチを広く使った攻撃が可能
  • CDMが2人いるため、守備が安定する

 

短所

  • STが孤立する場面が多い
  • サイドの選手およびCDMへの負担が大きい

 

基本戦術

ショートパスを中心としたパスサッカーとサイドを使ったカウンターアタックの組み合わせが強力。

 

前線の4選手間の距離が空いているため、選手が自由に動けるスペースがある。

 

このスペースを有効利用するため、カスタム戦術のポジショニングを「自由度重視」に設定する。

 

こうすることで選手が空いたスペースにうまく走りこんでくれるようになる。

 

オリジナルの4-2-3-1より、STが孤立する場面が多くなる。そのため、個人で状況を打開できるストライカーを起用しよう。

 

前線の密度が低いため、前線からのプレッシングでボールを奪うのは難しい。

 

プレッシングではなくリトリートで守備を行うのが良いだろう。

 

※リトリート:ほとんどの選手が自陣ゴール近くまで戻りつつディフェンスを行うこと

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST

攻撃意識:高い
守備意識:低い 
特に重要な能力:PAC、決定力、ポジショニング、ヘディング精度、バランス、パワー 
選手への指示:アタッキングラン→裏に抜ける

 

このフォーメーションにおけるキーマン。

 

スピードおよびキープ力があるストライカーを起用する。

 

CAM

攻撃意識:高い
守備意識:低い
特に重要な能力:DRI、シュート力、ロングシュート、視野、ショートパス
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る、フリーポジショニング→自由に動く

 

攻撃の起点となる存在。

 

チーム内で最も能力が優れたMFを置くべきだ。

 

RM、LM

攻撃意識:高い
守備意識:普通
特に重要な能力:PAC(85以上)、シュート力、ロングシュート、クロス、ロングパス、スキルムーブ(☆4以上)
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る、サポートラン→裏に抜ける、フリーポジショニング→自由に動く

 

サイドを駆け抜け、STに正確なクロスを供給するのが彼らの役目。

 

加えて、サイドからカットインしてゴール前に切り込み、ロングシュートを狙うのも良い。

 

スキルムーブとロングシュートの値が高ければ、カットインからフィニッシュまでの動きをスムーズに行える。

 

サポートランを「裏に抜ける」に設定しておくと、相手ディフェンダーの裏のスペースを狙って走ってくれる。

 

カウンターを狙いたい時は、まず彼らのポジションをレーダーで確認しよう。

 

彼らが相手DF後方のスペースへ走りこむタイミングに合わせ、スルーパスを送ろう。

 

CDM×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:DEF(75以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ

 

守備に奔走する必要があるため、スタミナ値が高い選手を起用。

 

RB、LB

攻撃意識:普通
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、クロス、ロングパス
アタッキングラン→バランスオフェンス

 

CB×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

4-3-1-2

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特徴

守備を重視したフォーメーション。

 

CMを3人置いているため、安定した守備が可能。

 

失点を最小限に抑えて守り勝ちたい人にオススメ。

 

長所

  • 守備が安定する
  • CAMと2人のSTによる攻撃が強力
  • 中盤でのボール回しが容易

 

短所

  • サイドアタックに向かない

 

オフェンス戦術

守備を固め、ロングカウンターで得点を狙うのが基本。

 

ディフェンシブハーフでボールを奪ったらすぐさまCAMにボールを渡し、STでフィニッシュを狙う。

 

ゆったりとしたボール回しを行い相手陣内に攻め入ることも可能だ。

 

その場合は相手ペナルティエリア前での1-2パスが効果的になる。

 

ディフェンス戦術

前線の人数が少ないため、前線からのプレッシングは難しい。

 

そのためリトリート主体で守備を行っていこう。

 

※リトリート:ほとんどの選手が自陣ゴール近くまで戻りつつディフェンスを行うこと

 

自陣に押し込まれる時間が増えるため、精神的な負担が大きい。

 

オススメ設定(ワークレート、選手への指示)

ST×2

攻撃意識:高い
守備意識:低い 
特に重要な能力:PAC、SHO

 

脚が速く、決定力に優れたストライカーを起用する。少ないチャンスを確実にモノにするためだ。

 

選手への指示は

  1. 2人とも「裏に抜ける」
  2. 1人は「裏に抜ける」、もう1人は「フォルス9」or「ターゲットマン」

 

カウンターが得意なら1、ポゼッションが得意なら2がオススメ。

 

どちらも試してみて、自分の攻撃スタイルに合った方を選択しよう。

 

CAM

攻撃意識:普通~高い
守備意識:低い
特に重要な能力:シュート力、ロングシュート、視野、ショートパス、バランス、パワー
選手への指示:ディフェンスサポート→前線に張る、フリーポジショニング→自由に動く

 

このフォーメーションにおけるキーマン。

 

フィジカルが強くてパスが上手い選手を置く。

 

ロングカウンターを狙う際は、まずは彼にボールを渡そう。

 

CM(左、右)

攻撃意識:普通~高い
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:DEF(60以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ

サイドアタッカーではなく、守備・パス能力に優れた選手を置く。

ボール奪取後すぐさまCAMにパスを送りたいため、ショートパスおよびロングパスの値が高い選手を起用しよう。

 

守備意識が低い選手は守備に貢献してくれないため、かならず「普通」以上を選手を起用すること。

 

CM(中央)

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、視野、ショートパス、ロングパス、スタミナ
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

 

他の2人のCMと求められる能力は同じだが、最も守備力の高い選手を真ん中に置きたい。

 

選手への指示で「攻撃時に上がらない」を選択し、守備に注力してもらう。

 

RB、LB

攻撃意識:普通
守備意識:普通~高い
特に重要な能力:DEF(70以上)、クロス、ロングパス
アタッキングラン→バランスオフェンス

 

CB×2

攻撃意識:低い~普通
守備意識:高い
特に重要な能力:DEF(80以上)
選手への指示:アタッキングサポート→攻撃時に上がらない

【書評】一流の記憶法 / 六波羅穣:効率良く勉強したい受験生・大学生・社会人におすすめ

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「勉強したはずなのに覚えてない」

 

「歳のせいか物忘れが激しい」

 

そんな方におすすめなのが、この「一流の記憶法」

 

記憶に関する9つの原則と、12の記憶術をコンパクトにまとめた一冊です。

受験生・大学生・社会人におすすめ

著者である六波羅さんは、知識を豊富に持つことの重要性について以下のように述べています。

 

発想の大家ジェームズ・W・ヤングも言っています。

 

「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

 

要するに、持っている知識が多いほど新しいアイデアを思いつきやすい

 

つまり発想力が高まる、というわけです。 

 

知識を増やすことでセンスが磨かれるということですね。

 

では、どのような記憶術を用いれば大量の知識をインプットできるのでしょうか?

 

その答えが本書には載っているのです。

 

この本を手に取ってほしいのは、大量の知識を覚えなければならない受験生や大学生、社会人です。

 

それでは、本書の内容を少しだけ紹介しましょう。

本書の目次

はじめに

第1章:記憶のメカニズム

第2章:記憶の原則

第3章:記憶術

おわりに

ほとんどの人は正しい記憶法を知らない

本書を読んでいる方の少なくない方は、昨日の朝ごはんを思い出せないでしょう。

 

何度も会っていて、名前も何度か聞いているはずの人の名前も思い出せないことがあるでしょう。

 

今朝読んだばかりの新聞の見出しも1つとして思い出せないでしょう。

 

要するに私たちは、大容量の記憶を十分に活かせてはいないわけです。

 

これは実のところ、当然のことであるとも言えます。なぜなら、特定の処理をした情報しか、短期記憶から長期記憶に移行しないからです。

 

私たちが日々触れている大半の情報──昨日の朝ごはんや何度も会っているあの人の名前──には特定の処理がなされておらず、よって、長期記憶にもなっていないのです。

 

情報を長期記憶として保持させる正しい方法を知らないために、覚えたはずの情報を思い出せない状態にある人が多いのです。

 

「覚えたはずなのに思い出せない」「物忘れが激しい」という悩みを抱えている方たちのことです。

 

「情報をいつでも思い出して使うことができる」

 

それが出来なければ、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。

 

いくら必死に勉強をしても、記憶方法が間違っていれば「使える」記憶にはなりません。

 

私たちはなぜ、物事を記憶するのでしょうか。

 

私たちはなぜ、歴史の年号を記憶し、眼鏡を置いた場所を記憶し、料理のレシピを記憶するのでしょうか。

 

それは、必要なときに思い出すためです。つまり、「思い出す」という行為こそが記憶の目的であるわけです。

 

それなのに、物事を記憶するとなると、想起のことは考えずに、情報を入力することばかりに気を使う人が多い

 

これは、間違った態度であるというほかはないでしょう。

 

六波羅さんは、ほとんどの人が情報を入力することのみに気を取られていると指摘します。

 

情報を入力することのみに注力して、脳に定着させる努力を行っていない。

 

これは明らかに間違った記憶法です。

 

六波羅は正しい記憶法(想起法)について次のように述べています。

 

では、どうすれば良いかといえば、短期記憶の中からいくらかその情報が忘れられてから、想起練習をするのです。

 

つまり、1秒の間隔もあけずに、ひたすら繰り返してはいけません。具体的な数字をあげれば、5秒程度は、記憶対象の情報に注意を向けない状態にして、それから思い出すようにします。

 

5秒後に思い出せたら、次はより長い間隔をあけてから思い出します。それでも思い出せたら、さらに間隔をあける。

 

このように、次第に想起の間隔をあけていく方法を延長リハーサルまたは間隔伸長法といいます。

 

この練習を繰り返すたびに、より長い時間、情報を覚えていられるようになります。

 

想起練習の効果を高める方法として、世界中の学習現場で活用されている方法です。

 

このように、1章、2章では、科学的なアプローチを用いて記憶のメカニズムを解説し、適切な記憶法を紹介しています。

頭文字法・物語法・場所法をマスターせよ

第3章では、12個もの記憶術が紹介されています。

 

それぞれに詳しい解説もついています。

 

本書の良いところは、記憶術を実際に使用してその効果を体験できるよう、構成が工夫されている点です。

 

読み進めていくだけで12個の記憶術をマスターできます。

 

本書で学べる記憶術は以下のとおり。

 

  1. 関係法 
  2. 語呂合わせ法 
  3. 頭文字法 
  4. 一連法 
  5. 音楽活用法 
  6. 物語法 
  7. 連想結合法 
  8. 変換記憶術 
  9. 数字形システム・数韻システム 
  10. 数字イメージ変換システム 
  11. ペグ法 
  12. 身体部位法 
  13. イメージ式ペグ法 
  14. 場所法

 

12個もマスターする必要があるのかというと、必ずしもそうではありません。

 

頭文字法・物語法・場所法、この3つの記憶法さえマスターしておけば、普段の生活で困ることはないそうです。

 

カンの鋭い方であれば、字面だけ見ればどのような記憶法なのか予想できるかもしれません。

 

ただ、使い方にコツがありますので、本書を手に取って詳細を確かめてみてください。

 

「読みたい」と思った方は、以下のリンクからどうぞ。

Amazonの「欲しいものリスト」を公開したら、誕生日プレゼントを頂けました

みなさん、こんにちは。

 

ウィンD(@Wynne_D_)です。

 

先日の記事でお伝えした通り、3月27日は私の誕生日でした。

www.wynned.com

 

当該記事にAmazonの「欲しいものリスト」を貼り付けたところ、なんとプレゼントを贈ってくださった方がいました!

 

どうせ誰も送ってくれないだろうと思っていたので嬉しさ倍増。

 

こちらが頂いたプレゼントです。

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「アリストテレスが好きです」というメッセージ付き!

 

論理学にアリストテレスが関係しているので、このようなメッセージを添えてくださったのでしょう。

 

アリストテレスは三段論法の定式化するなど、伝統論理学に大きく貢献した人物です。

 

もっと詳しく解説したいところですが、私は論理学にはそれほど詳しくないので、これからこの本で勉強させていただきます。

 

読み終わったら書評記事を公開します。

 

ちなみに、この「論理学」をはじめとした「1冊でわかる」シリーズは、"Very Short Introduction"という洋書の邦訳版です。

 

非常に良質な入門書であり、さまざまな分野のタイトルが存在します。英語の勉強にも最適。

 

以下の記事で紹介しておりますので、興味が湧いた方はぜひご覧になってください。

www.wynned.com

プレゼントを贈ってくださった方、本当にどうもありがとうございました!

 

現在わたしは貯金を食いつぶして生活しているので、このようなプレゼントを頂けると大変助かります。

 

これからもみなさまに有益な情報を発信できるよう、ブログを精一杯運営していく所存です。

 

「私も贈ってあげるよ!」という方は、ページ内に「欲しいものリスト」を貼っているので、そちらからどうぞ。

 

それでは今回はこれで。

どっちを選ぶ?アメリカ大学院とイギリス大学院の違い

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海外で学位を取りたい!と決意したものの、どこの国に留学したらいいのか迷っている方は多いですよね。

 

今回は、アメリカとイギリス双方の大学院に合格した私が、アメリカ大学院とイギリス大学院の違いをまとめます

 

修士課程を受験する方が多いと思うので、ここでは主に修士課程に焦点を当てます。

 

アメリカは2年間、イギリスは1年間

一般的に、アメリカの修士課程は2年間イギリスの修士課程は1年間です。

 

アメリカには修士論文を書かなくても卒業できるプログラムが存在します。

 

イギリスでは修士論文を書かなければ卒業できません。

 

イギリス大学院の場合、審査員が修士論文をチェックし、「修士号に値する成果ではない」と判断された場合、修士号ではなくディプロマというものが与えられることになり、修士号を取得することができません。

 

そのため、1年間必死に勉強しなければなりません

 

また、イギリス大学院にはTaught courseReserch couseの2種類が存在します。前者は講義中心のプログラム、後者は研究のみを行うプログラムです。

 

アメリカ大学院にも、卒業後に就職を目指す人のためのProfessional Masterと、卒業後に博士課程に進学する人のためのResearch Master、この2種類のプログラムが存在します。

 

Professional Masterに入学する場合、講義のみを受けて卒業するパターンが多いと思います。Research Masterの場合、講義と研究を平行して行うことになるでしょう。

 

アメリカの場合、高い研究能力があればRA (Research Assistant、研究補助)を行って給料を稼ぐことができるので、金銭的に余裕がない人には美味しいプログラムかもしれません。

アメリカは単位制、イギリスは進級制

アメリカ大学院は単位制イギリス大学院は進級制となっています。

 

アメリカ大学院の場合、必要単位を取得すれば卒業が認められるため、1年~1年半で卒業する人も多いです。アメリカは自由の国、というわけですね。

 

前述のとおり、イギリスは進級制を採用しているため、必ず1年間勉強・研究しなければなりません。

 

履修する講義も固定されていることが多く、アメリカの大学院ほどの自由度はありません。

 

また、1年という短い期間にスケジュールを詰め込んでいるので、長期休暇がないのも辛いところです。

必要な試験が異なる

入学審査で求められる試験が異なります。

 

アメリカ大学院に進学する人はGREやGMATという試験を必ず受験しなければなりません。

 

それに対し、イギリスの大学院では特別な試験は課せられません

 

英語能力試験においては、アメリカではTOEFLが求めれられ、イギリスではIELTSを求められます

 

しかし、最近ではアメリカでもTOEFLではなくIELTSのスコアを求める学科が出てきているようです。

 

求められるスコアはTOEFLの場合は80~100点IELTSの場合は6.0~7.5です。

 

必要な試験・点数は大学院によって異なりますので、受験校を早めに選定し、TOEFLかIELTSどちらの試験を受けるのかを決める必要があります。

 

ちなみに、イギリス大学院はIELTSのスコアを持っていなくても出願することが可能です。英語力以外の能力を見て合否を判断してくれます。

 

つまり、それで落ちてしまった場合、英語力が低いことを言い訳に出来ないわけで、それはそれで辛い...。

 

出願までに大学院が要求するスコアに届かなかった場合、取れる選択肢は2つあります。

 

  1. 入学までに要求スコアを取得する
  2. Pre-sessionalと呼ばれる語学コースを数ヶ月間受講する

 

1は説明不要ですね。Pre-sessionalは数十万円の受講費と生活費がかかってしまいますので、金銭の余裕がない方は是が非でもIELTSの要求スコアをクリアしたいですね。

 

いずれかをクリアしますと、Conditonal offer(条件付き合格)からUnconditional offer(無条件合格)に変わり、やっと正式な入学許可が下ります。

イギリスの大学院は早い時期に出願すると有利

イギリスの大学院はローリング審査という入試形式をとっています。

 

ローリング審査とは、合格基準に達した応募者には即合格を出しますよ、というもの。すなわち、早い者勝ちシステムです。

 

出願は9~10月頃から受付が始まりますので、上位校を狙う人はこの時期に出願する必要があります。

 

アメリカ大学院は締切後に審査を開始することが多いようです。

おわりに

アメリカ大学院とイギリス大学院のおおまかな違いを紹介してきました。

 

あくまでも一般論ですので、出願の際には、自分が出願する大学院についてしっかり調べる必要があります。

 

アメリカやイギリスの大学院だけに絞るのではなく、オーストラリアやヨーロッパの大学院も調査して、自分に合った大学院を見つけましょう。

 

それでは今回はこれで。

 

アメリカの大学院に興味がある方はこちら 

www.wynned.com

 

イギリスの大学院に興味がある方はこちら(受験記です)

www.wynned.com

 

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【書評】諦める力 / 為末大:周囲の雑音に苦しめられている全ての人へ

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為末大さんが書いた『諦める力』がKindle Unlimitedの対象本となっていたので、今更ながら読んでみました。

 

元スポーツ選手が書いた本ということであまり期待していなかったのですが、さすがは「走る哲学者」の異名を持つ為末さん、素晴らしい出来栄えの書籍になっています。

 

 

「自分」を見失っている人にオススメ

本書を要約するのは簡単。なぜなら、為末さん自身が本書の末尾にまとめてくれているから。

 

何かを真剣に諦めることによって、「他人の評価」や「自分の願望」で曇った世界が晴れて、「なるほどこれが自分なのか」と見えなかったものが見えてくる。

 

続けること、やめないことも尊いことではあるが、それ自体が目的になってしまうと、自分というかぎりある存在の可能性を狭める結果にもなる。

 

前向きに、諦める──そんな心の持ちようもあるのだということが、この本を通して伝わったとしたら本望だ。

 

どうですか?この部分を読んだだけでも、本を手に取って読んでみたくなりませんか?

 

この本を読んで欲しいのは、今やっている仕事や勉強が辛い人周囲の声に耳を傾けすぎて自分を見失っている人です。

 

それでは、もっと詳しく紹介していきましょう!

 

為末大ってどんな人?

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為末 大 さん

(http://www.jaaf.or.jp/fan/player/men003.htmlから引用)

 

広島県出身の元陸上競技選手。

 

400mハードルの日本記録保持者であり、世界選手権で2度の銅メダルに輝いています。

 

現在はコメンテーターや指導者として活躍中。

 

また、Twitterで毎日のように至言・名言を呟き、人気を博しています。

本書の目次

第1章:諦めたくないから諦めた

第2章:やめることについて考えてみよう

第3章:現役を引退した僕が見たオリンピック

第4章:他人が決めたランキングに惑わされない

第5章:人は万能ではなく、世の中は平等ではない

第6章:自分にとっての幸福とは何か

 

為末流の「諦める」

為末さんは「諦める」という行為を以下のように捉えています。

 

「自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」

 

世間でよく言われるような「諦める=逃げる」というようなネガティブなイメージを持っているのではなく、諦めるという行為を前向きに捉えていますね。

 

そんな為末さんも、高校時代までは諦めることについてネガティブなイメージを持っていたそうです。

 

しかし、ある経験が為末さんを変えることになります。

100mで味わった挫折と400mハードルへの転向

その経験とは、100mという世界で最も競争の激しい競技で味わった挫折でした。

 

中学時代、為末さんは100m・200mで日本一に輝いています。

 

順風満帆に思えた陸上人生。しかし、高校に入ると100mのタイムが思ったほど伸びなかったのです。

 

中学3年生の時点で11秒2だった選手が、高校3年生になると、僕の記録をおびやかすくらいまで駆け上ってきていた。その時点では、僕のベストタイムを超えていなかったが、僕とライバル選手のタイムの変化をグラフ化すると、そう遠くない時期に僕を超えていくのは明らかだった。

 

さらに世界ジュニアという大会で世界のトップクラスのアスリートを目の当たりにした。

 

日本一の高校生たちがまったく相手にされずに予選落ちしていくのを見て衝撃を受けた。ジュニアといえど、世界レベルになると9秒台に近いタイムで選手たちは走る。

 

この衝撃は大きかった。僕は、このとき初めて「努力しても100メートルでトップに立つのは無理かもしれない」という感覚を味わった。

 

高校時代の彼のベストタイムは10秒6、インターハイの決勝に残れるか残れないかのラインです。

 

100mでオリンピックに出場することはまず無理と言っていいでしょう。

 

私も高校のときに陸上競技をやっており、短距離種目でインターハイ・国体に出場しました。

 

そのため、為末さんがおっしゃる「努力しても勝てない」という感覚をよく理解できます。

 

私は為末さんとは違い、全国では通用しない弱小スプリンターでした。

 

全国大会のレースで自分よりはるか前を走る選手を見て、「あ、俺は陸上向いてないんだな」と悟ってしまい、陸上競技をやめてしまいました。

 

陸上という競技は非常に残酷で、タイムの違いが距離にそのまま表れてしまいます。例えば、100mの場合、たった0.1秒の差でも距離で見れば1mほどの差がついてしまうのです。

 

実際に競技場で走る時には1mであっても遠くに感じてしまう…。

 

そのため、「努力してもあいつにはかなわない」という絶望感を感じやすいスポーツです。

 

「100mでは世界と戦えない」と悟った為末さんは、先生から勧められていた400mハードルに目を付けることにしました。

 

世界のトップが集う国際大会のレースだというのに、走ってきた選手がハードルの手前に来るとチョコチョコと歩幅を合わせるような動きをしている。

 

そういう無駄な動きをしている選手が、金メダルを取っているのだ。そのときに抱いた率直な感想はこうだ。

 

「100メートルでメダルを取るよりも、400メートルハードルのほうがずっと楽に取れるのではないか」 

 

当時はまだ400mハードルの競技人口は少なく、技術やトレーニング方法も洗練されていない時代でした。

 

彼は「ここでなら世界と戦えるかもしれない」と感じ、400mハードルの世界に没頭していくのです。

 

もちろん、100mに対する未練がなかったわけではありません。決断を下した当時はネガティブな感情が絶えなかったそうです

 

100メートルという陸上の花形種目からマイナー種目である400メートルハードルに移った時点で、僕は一時期、強い葛藤に見舞われた。

 

「割り切った」 「諦めた」 「逃げた」

 

こうしたネガティブな感覚を持ち続けた。それを人に言いたくなくて、心のなかに隠しておくことが大きなストレスになった。

 

”手段”を諦めても、”目的”を諦めなければ良い

ネガティブな感情を抱えながらも、400mハードルで結果を残していくうちに、彼はある答えに辿り着きます。

 

「勝つことを諦めたくない」

 

そう、僕は「AがやりたいからBを諦めるという選択」をしたに過ぎない。

 

為末さんの目的は「100mで世界一になること」ではなく、「勝ちたい。世界一になりたい」というものだったのです。

 

つまり、彼にとって100mは世界一になるための”手段”であって、それ自体が”目的”ではないということ。

 

それに気づいた彼は、最終的に次のような考えを持つようになりました。

 

多くの人は、手段を諦めることが諦めだと思っている。だが、目的さえ諦めなければ、手段は変えてもいいのではないだろうか。

 

これはアスリートではない我々の場合でも同様です。

 

例えば、医者を目指している人でもモチベーションは人それぞれ。

 

「誰かを救いたい」から医者を目指している人もいるし、「お金持ちになりたい」から目指しているという人もいます。

 

もし医者を目指すことが現実的ではない状況に陥った時、前者は「人を救える他の仕事(例:看護師、救急隊員)」を目指せばいいですし、後者は「お金がたくさんもらえる仕事(例:総合商社、コンサルタントなど)」を目指せばいいのです。

 

いつまでも”手段”にすがりついていては、一生苦しみ続ける人生になってしまいます。

 

要は「自分が何に対して幸福を感じるのか」について考えて”目的”を設定し、自分が得意な”手段”を使って”目的”を達成する、ということでしょう。

 

もし現在の”手段”が自分に合っていないものなら、別の”手段”を使えばいいわけです。それは逃げではありません。

 

そう考えると、小学校の先生が子どもたちに「将来なりたい職業は?」なんて聞くのはナンセンスかもしれませんね。

 

だって、「どう生きたいのか?」ではなく「何を目指すのか?(どんな手段を取るのか?」を子供に考えさせているわけですから。

 

最高の戦略は、努力を娯楽化すること

では、どのような手段が自分に向いているのでしょうか?

 

為末さんは「努力を楽しいと思える手段」こそ自分に向いていると述べます。

 

最高の戦略は努力が娯楽化することである。

 

そこには苦しみやつらさという感覚はなく、純粋な楽しさがある。苦しくなければ成長できないなんてことはない。

 

人生は楽しんでいい、そして楽しみながら成長すること自体が成功への近道なのだ。

 

楽しんで継続できること、周りから見れば努力に見えるが自分にとっては遊びでしかないもの、そういう手段を選択するということです。

 

そこには他人の意見が介在する余地はありません。周りの声に振り回されるのではなく、自分自身の内なる声に耳を傾けることになります。

 

諦めてよかったかどうかは、人生の終盤になって決まる

元々の”手段”を諦めてよかったかどうかは人生の終盤になってから決まる、と為末さんは言います。

 

結局のところ、何かをやめてよかったか悪かったかという判断は、人生の終盤になって決まるものだと思っている。

 

やめた結果、別の分野で成功すると、やめてよかったという話になる。うまくいかなければ、やめないほうがよかったという話になる。

 

簡単に言うと、「結果論」ですね。

 

「自分が下した選択を正しいものにするために、選んだ道で楽しむ」ということでしょう。

 

自分が行った選択に対して周囲がアレコレ言ってくることはよくあります。それでも、あなたの選んだ道が正しかったかどうかは、あなたが墓に入る直前まで分かりません

 

こう思うことで、確かに前向きに生きていけるような気がします。

 

さて、本記事で取り上げたのは『諦める力』のほんの一部でしかありません。

 

ページをめくる度に感嘆してしまう文章がこの本には詰まっています。

 

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