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CourseraにAndrew Ng担当のディープラーニングのコースが登場:Deep Learning Specialization

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本日、オンライン教育サービス"Coursera"に新たなコースが登場した。その名も”Deep Learning Specialization”。みんなお待ちかね、ディープラーニングの講義だ。

担当は、機械学習の講義でおなじみ、Stanford UniversityのAndrew Ng教授となっている。

Deep Learning SpecializationはDeep Learningに関する5つのコースがセットになったもの。Specializationに登録すると、7日間の無料体験の後、月額5,500円を支払うことで5つのコースを受講することができる。もちろん1つのコースだけを受講することも可能だ。

講義動画を見たいだけならauditモードで視聴できるが、その場合はクイズとプログラミング課題を受けられない。financial aidsの制度も存在するので、申請が通れば課題を含めて無料で受講することができる(おすすめ)。 

コースを修了すると、修了証明書をもらえる(CVやLinkedInに書けるよ!)。見本として私の証明書へのリンクを以下に貼っておく。

Deep Learning Specializationに含まれるコースは、

  1. Neural Networks and Deep Learning [証明書] [レビュー]
  2. Hyperparameter tuning, Regularization and Optimization [証明書]
  3. Structuring Machine Learning Projects [証明書]
  4. Convolutional Neural Networks [証明書]
  5. Sequence Models 

となっている。本日Course1が開設され、受講が可能になっている。

追記:2018年1月現在ではCourse 4まで開講されている。随時開講予定だ。

講義内容を見てみると、

このSpecializationでは、ディープラーニングの基礎およびニューラルネットワークの構築方法について学ぶことができます。

CNN(畳み込みニューラルネットワーク)、RNN(再帰型ニューラルネットワーク)、LSTM(長・短記憶)、Adam、Dropout、Batch Normalization、Xavier/He Initializationなどについて学習します。

ディープラーニングの理論のみならず、健康管理や、自動運転、手話認識、音楽生成など、ディープラーニングの応用例についても学ぶことができます。

とある(上記は意訳)。ディープラーニングの基礎をひととおり学べる感じだ。

Coursera設立当時から開講されているMachine Learningコースでは、言語はOctaveが使われていたが、今回はPythonで課題を提出する。Jupyter Notebook上でプログラミングを行い、課題を提出する仕組みになっている。後半のコースではフレームワークとしてTensorFlowを利用して学ぶ。

受講前にPythonおよび機械学習の基本知識、Numpy、Pandas、Matplotlibを身につけておくことを推奨している。敷居はそこまで高くない。

このコースはNg教授が新たに立ち上げた教育ベンチャー deeplearning.aiによって提供される。deeplearning.aiの狙いは「包括的なAI教育を世界に提供する」ことにあるそうだ。

また、彼らは「NVIDIAディープラーニング研究所と協力し、学習者が課題に取り組む際にGPUにアクセスできるようにする」と表明している。コースの課題に取り組む際、リモートでGPUコンピューティングが行えるということだろうか?ディープラーニングにおける計算はハイスペックなコンピュータを必要とするので、優れた計算資源をリモートで利用できるのは初学者には嬉しい。以下に原文を貼っておく。

Ng教授本人からのコメントはこちら。

記事に書かれているコメントを抜粋し、意訳したものを以下に貼っておく。

手頃な料金での医療や、子供ひとりひとりに最適化された教育、安価な自動運転車が実現され、また、全ての人が有意義な仕事に就くことができる。そんなAI社会の実現を私は願っています。 それは、この世の全ての人の人生を向上させる社会のことです。

Coursera設立時に開講したMachine Learningコースを受講した者たちが、素晴らしいキャリアとAIシステムを築き上げてきたことに驚いています。 この"Deep Learning Specialization"がその流れをさらに推し進め、あなた方が私と共にAI社会を築き上げてくれることを願っています。

Andrew

素晴らしいコメント。社会貢献を積極的に行う研究者がアメリカには多い気がする。実質この講義もオープンなものですしね。私も見習いたいです。

話に戻して、このDeep Learning Specializationはかなり優れたコースです。ディープラーニングを独学する際、勉強法が確立されてないので学習者は困ってしまいがちだが、このDeep Learning Specializationが決定版になる予感がする。

みなさんもぜひ受講してみてください。各コースのレビューも随時更新していきます。