ウィンDくんのぶっちゃけトーク

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大学生活・研究室生活・留学に関することを中心に発信しています。その他、FIFAシリーズの攻略記事や書評記事も書いています。

絶対に挫折しない英単語暗記法:TOEIC・TOEFL・IELTSにおすすめの単語帳を紹介

※2017年4月27日 加筆修正

 

英語マスターになるために必要不可欠なステップである英単語暗記。

 

完璧な学習法というものは存在しない。そのため、どのような教材・勉強法を用いればいいのか分からない人や、学習法を試行錯誤して単語暗記に励んでいる人は多いと思う。

 

この記事では、TOEIC・TOEFL・IELTSを受験予定の方に向けて

 

  • 覚えるべき単語の数
  • おすすめの英単語帳
  • 挫折しづらい暗記方法
  • 挫折を防ぐ方法

 

を伝授する。

覚えるべき単語の数

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英語試験対策を始める人が気にするのは、「いったいどれくらいの数の英単語を覚えればいいのか」ということだ。

 

結論から申し上げよう。以下の表を見て欲しい。

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※TOEFLとはアメリカ留学を目指す人が受けるテスト、IELTSとはイギリスやオーストラリアへの留学を目指す人が受けるテストだ。これらの国の大学・大学院の入試を受ける日本人は、スコアを提出しなければならない決まりになっている。

 

例えば、TOEICで750点を目標にしている人は、約8,000個の英単語を覚えることを目標にしよう。「とりあえず可能な限り高い得点を取りたい」という人は、ひとまず10,000個覚えることを目標にすると良い。10,000語を覚えていれば、TOEICで900点、TOEFLで80~100点、IELTSでバンド6.5~7.5を狙える。

 

Test Your Vocabularyというサイトによると、10,000語というのは10歳のネイティブ話者が覚えている単語数に相当する。外国人用の英語試験で高得点を取っても、所詮は小学生レベルということだ。

 

ちなみに、ネイティブの成人は20,000語以上の語彙を操ることができると言われている。将来海外で仕事をしたい人は、いつか20,000語にたどり着けるよう日々努力をする必要がある。

 

自分の現在の語彙力が分からない人は、Weblio語彙力診断テストで調べてみよう。単語帳を選ぶ際の指標になるので、まずは語彙力を測定してみるべきだ。

おすすめの英単語帳

それでは、おすすめの英単語帳を紹介していこう。ここでは、私が実際に使って使用感が素晴らしいと思ったものだけを紹介している。安心して購入して欲しい。

高校レベルの英単語が怪しい人は「百式英単語」

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覚えている単語数が5,000に満たないような方は百式英単語から始めよう。この単語帳には、大学入試基礎レベル~最難関大学レベルまでの約2,000個の単語が収録されている。レイアウトやイラスト、フォントが美麗な単語帳であり、デザイン性に優れている。だが、この単語帳の真の価値はデザインにあるのではない。

 

百式英単語の最も素晴らしい点は、冒頭で紹介されている英単語学習法の質が高いところだ。著者である太田義洋さんは、単語とその意味を何度も音読しながら九九のように英単語を覚える学習法を提案している。記憶のメカニズムを利用した学習法であるため、効率良く単語を覚えることが可能だ。

 

この百式英単語を使うだけで、高校レベルの単語は十分マスターできる。

百式英単語

TOEIC対策には「金フレ」

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TOEIC受験者におすすめなのがTOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ、通称「金フレ」だ。この単語帳には、TOEIC600点~990点レベルまでの計1,000語が収録されている。

 

著者であるTEX加藤さんは、TOEIC満点を26回も取ったことがある実力者である。TOEICのプロであるため、彼の出版しているTOEIC対策本は質が高い。この単語帳は収録されている単語のチョイスがすばらしい。ネット経由で音声データを入手できるのも良い点だ。

 

この単語帳は例文が穴埋め式で記載されている「例文を見て、空欄に入る単語を思い浮かべる」という方法で学習できるため、非常に使いやすい。価格も1,000円以下なので気軽に購入できる。

TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEFL対策には「頻出英単語1,700」

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TOEFL対策におすすめしたいのがTOEFL iBT 頻出英単語1,700。 この単語帳には、類義語を含めて3,400語が収録されていて、十分なボリュームがある。音声データ・発音記号・例文・類義語が掲載されており、様々な角度から単語を暗記することができる。単語ごとに小ネタや使用法などの説明があるのもすばらしい。これ1冊あればTOEFL100点を十分狙える。持ち運びに便利なKindle版も発売されている。

>TOEFL iBT 頻出英単語1,70

IELTS対策には「必須英単語4,400」

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IELTS 必須英単語4,400をおすすめしたい。3,300個の英単語が収録されており、さらに、英熟語も1,100個収録されている。英単語だけでなく英熟語も学べるお得な1冊だ。収録されている単語が「TOEFL頻出英単語1,700」とかなり被っているため、TOEFL受験者もIELTS4,400を1冊買えば十分かもしれない。IELTSはイギリス発の英語試験なので、この単語帳にはイギリス英語が掲載されているし、音声データもイギリス英語の発音で収録されている。

IELTS 必須英単語4,400

挫折しづらい勉強法の紹介

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おすすめの英単語帳を紹介したところで、実際にどのように勉強したらいいのかについて述べよう。英単語暗記は単調な作業になりがちなので、ほとんどの英語学習者が挫折してしまう。しかし、我々が幼少期に日本語に毎日触れていたように、学習を毎日行わなければ英語を身につけることはできない。

 

大切なのは、継続すること。毎日5分でもいいので、しっかりとした勉強習慣を自分の生活に根付かせることだ。挫折する勉強法を採用してはいけないのだ。

 

ここでは、挫折しづらい勉強法を紹介しようと思う。

 

最初にネタバレすると、私が勧める学習法は、

 

  • 単語のスペルと発音の把握(1週間)
  • 単語を眺める(2週間)
  • 例文の音読(1週間)
  • 類義語の暗記(1週間)←飛ばしても可

 

の4段階で構成されている。この学習法を用いれば、1か月で500~1000語の英単語を暗記することができる。

1. まずは単語の「顔」と「声」を把握する

これから単語学習を始めようと思っている方、「1日30p進める」というように、最初からガッツリ暗記しようとしていないだろうか?正直に言わせてほしい。あなたは1週間後には目標スコアのことなど忘れ、勉強を辞めているに違いない。なぜなら、そんな高負荷な学習を続けられる人間はそういないからだ。挫折しやすい人は低負荷でカジュアルな勉強法を採用しなければならない。

 

1つ1つの単語を人間に例えてみよう。単語のスペルが「顔」、発音が「声」、意味がその人の「性格」だとしよう。初めて出会った人のプライベートにいきなり土足で踏み入ったりするだろうか?普通はしないはずだ。まずは、その人の顔と名前を覚えようとするはず。それと同じで、最初は単語の「スペル」と「発音」を把握しよう。

 

単語の「顔」であるスペルを知っていれば、リーディングにおいてその単語を認識することができる。単語の「声」である発音を知っていれば、リスニングにおいても認識できることになる。この状態になっていなければ、性格(単語の意味)を知ることなどできない。

 

顔も知らない人の性格を知ったところで何の役に立つというのだろうか。そんなことをしているから、脳に無駄な負荷がかかって挫折してしまうのだ。まずは、単語のスペルと発音を把握することのみに注力する。

 

単語帳を眺めて、その単語の意味をよく知っているという単語に関してはチェックをつけて弾いてしまおう。これらの単語を学習する必要はない。性格をよく知っている親友のことを、新たに知る必要はないからだ。

 

ここで注意するのは、完璧に覚えようとするのではなく、把握する程度に留める、ということだ。この段階で覚えるのは、細かいスペルではなく、その単語の「全体像」だ。実際、私たちは他人の顔の細部までキッチリ把握しているわけではない。ボヤッとした全体像や雰囲気を把握しているだけのはずだ。

 

moveという単語を例に挙げると、「mから始まってる」、「4文字だけで構成されていて短い」ぐらいで大丈夫だ。この段階では、その程度の暗記で十分である。

 

発音については、単語帳に付属している音声データを聞き、音声データに続けて自分でも発音してみよう。その単語のスペルを見ただけで正しく発音できる状態になればオッケーだ。発音の勉強をしたことがない、発音記号が読めない、という人は、まずは発音の勉強からはじめよう。発音についての知識があると今後の学習効率が良くなるので、英語学習の初期段階で必ず勉強すること。 

 

この、単語のスペルと発音をチェックする作業を必ず行ってほしい。具体的な学習ペースとしては、500~1000個の単語を1週間かけてチェックするくらいがちょうどいい。

2. 覚えようとせず、ただ眺める

それでは、単語たちと顔見知りになったことだし、次こそ暗記に入りましょうか。...いえいえ、ダメです。あなたは必ず挫折することになる。初対面の人といきなり親しくなることが難しいように、まずは、覚えようとする単語と「友達」レベルの関係にならなければならない。そこで何をするかというと、2週間、毎日眺めるという作業を行う

 

より具体的に延べると、単語を眺めてスペルと発音を覚える感覚だ。間違っても、書いて覚えようとしないこと(効率が非常に悪い)。ここで気を付けるのは、この1ヶ月で覚えようと思っている単語すべてを1日で眺めることだ。先ほどの作業でチェックした単語が500語であるなら、500語すべてを1日で眺める。

 

1つの単語を眺める時間は1~3秒ほどで良い。500語眺めたとしても30分もかからないし、ベッドで寝転びながらでも行えるため、低負荷な学習だ。できれば朝と夜の2回行うのが理想だが、時間の都合がつかなければ1日1回でも構わない。

 

とにかく、2週間この眺め作業を続けてみよう。毎日同じ単語を眺めているので、2週間後には、ほとんどの単語のスペル・意味をうっすらと覚えている状態になっているはずだ。

3. 例文を音読する

さて、ここからが本番だ。2週間の眺め作業が終わったら、例文を音読する段階に入る。例文の音声データが存在する場合は、音声を追うように音読しましょう。つまりシャドーイングだ。

 

音読時に意識するのは、覚えようとしている単語の意味を頭で思い浮かべながら音読することだ。例えば、

 

The promenade is parallel to the shore.

(遊歩道は海岸と並行に続いている)

 

という例文を音読する際は、遊歩道が海岸に続いているシーンを頭に思い浮かべながら音読する。脳が単語と情景を結び付けようとするため、単語の意味を覚えやすくなる。また、英会話や英作文を行う際に、脳内イメージから単語を直接引きだせるようにもなる。

 

音読を行うペースだが、可能なら1日ですべての例文を音読しよう。大変そうに思えるが、1文5秒で音読すれば、500単語であれば1時間もかからない。この音読作業を1週間続ける。

4. 類義語を覚える

最後は、類義語を覚えるステップだ。もし使っている単語帳に類義語が収録されていない場合や、モチベーションが続かない場合は、このステップは飛ばしても構わない。

 

類義語を覚える理由は2つある。一つは、何かを覚えようとする際、別の何かと関連付けて覚えようとすると、記憶しやすくなるためだ。中学生や高校生のとき、語呂合わせで年号を覚えたことがあるだろう。あれと同じ理屈だ。

 

理由の2つ目は、アウトプットの際に役立つからだ。例えば、英作文を行っていると仮定しよう。「結果」という意味の単語を使いたいけど、resultはさっき使ったから違う単語を使いたい、といった場面がある(同じ単語を何回も続けて使っていると幼稚な文章になるからだ)。そういうとき、consequence(結果)という単語が頭に浮かべば、resultの代わりに用いることができる。

 

また、英会話の際にresultという単語を忘れてしまった場合においても、consequenceの方が先に頭に浮かび上がってくれば、そちらを口に出してしまえばいい。発言が不自然に途切れるよりはマシなのだ。

 

類義語を覚えるときは、音読しながら覚えるとなお良い。単語の意味をイメージしながら音読するのもお忘れなく。類義語暗記においても、1日ですべての同義語を音読し、その作業を1週間続けよう。

 

1か月間の学習プロセスの説明はこれで終了だ。紹介した学習法は比較的負荷の少ない方法なので、学習効果が薄いと思うかもしれない。しかし、単語に出会う回数が他の学習法より多いため(1ヶ月間ですべての単語に30回ずつ出会う)、しっかり記憶に定着する

 

もちろん月日が経てば記憶は薄れていってしまう。そのため、1か月後や3か月後、半年後、1年後など、時期を見計らって復習すると良い。その際は例文の音読だけで十分だろう。

挫折しそうになったら試すこと

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挫折しづらい学習方法を紹介したつもりだが、それでも単語学習は辛い。単語学習は単純作業の繰り返しだからだ。また、単語帳は教科書のようにストーリー性がある教材ではないので、週聴力がない人は挫折しがちだ。

 

覚えていて欲しいのは、1日5時間の学習を3日やって挫折するよりも、1日5分の学習を半年続ける方が効果が高いということだ。これは、記憶のメカニズムから考えれば当然のことだ。恐れるべきは、心がポッキリ折れ「二度と単語学習なんてやらない」と思うようになってしまうこと、だ。

 

そうならないために、単語学習をやめたくなったときに取るべきアクションを以下に5つ紹介する。

1. 単語帳を眺めるだけ

今日はもう絶対勉強したくない!そんな時は、単語帳を眺めるだけにしてみよう。覚えようとしなくていい、読まなくてもいい、ただ、眺める...。

 

それ学習効果あるの?と思った方、正しい。確かに、眺めるだけだと学習効果は薄い。だが、「今日もこの単語帳を使った」という達成感を得ることはできる。何もしなければ、「あぁ、今日はなにもできなかった...」というネガティブな感情が生まれてしまい、自分を必要以上に責めてしまう。そして徐々に勉強を嫌いになっていく。誰しもダメな自分を見たくはないからだ。

 

単語帳を眺めてさえおけば、「真剣にはやってないけど、一応勉強した」という達成感を得ることができ、必要以上に自分を責めることは少なくなる。

2. 単語帳を開くだけ

眺めたくもない!という人は、単語帳を開くだけでもしてみよう。これすらできなかったらメソッド云々の問題じゃないでしょう。たぶん、やる気の問題。それか、病気。

 

単語帳を開くだけでも、やらないよりは絶対にマシ。効果的な学習ができなくとも、単語帳に毎日触れることで、意識が学習から逸れるのを防ぐことができる。毎日同じ行動を続けていると、脳がそれを重要な行動だと認識するので、学習に対する苦痛が少しずつ小さくなっていくはずだ。

3. 音声を聴くだけ

単語帳を開きたくもない!という人は、これならどうだろう?通勤、ジョギング、筋トレなどのついでに、単語帳に付属している音声データを聴いてみよう。某スピード〇ーニングのように「聞き流すだけ」だ。この場合、学習以外の行動に注力している状態の為、学習に対するネガティヴな感情は少なくなるはずだ。

4. 大声で音読する

それでもダメなら、狂人になってみよう。単語・例文を叫びながら音読する。大きな声を出すとストレスを発散できる。カラオケと同じだ。単語学習によるストレスを、単語学習によって解消するのだ。ヤケクソな方法だが、意外と楽しかったりする。

5. 挫折してみる

本当に勉強したくない時は、開き直って挫折してみよう。極論を言えば、挫折したっていいのだ。もう一度学習を始めることができるなら、という条件付きだが。

 

三日坊主も10回繰り返せば1ヶ月学習を継続したことになる。3日間全力で頑張って3日休む、という学習リズムでも悪くはない。

 

何度も繰り返すが、大切なのは「継続すること」。最も恐れるべきは、挫折してしまって2度とその勉強に戻ってこられないことだ。一度学習をやめてしまってもいいので、近いうちに必ずもう一度その学習に戻ってこよう。