Atlas

Atlas

大学生活・研究室生活・留学に関することを中心に発信しています。その他、FIFAシリーズの攻略記事や書評記事も書いています。

強力な推薦状をゲットすることが合格への近道!後にノーベル賞受賞者となるナッシュと小柴の例【アメリカ大学院出願】

 

みなさん、こんにちは。

 

ウィンD(@Wynne_D_)です。

 

今回は、アメリカ大学院出願の際に提出する推薦状について

 

アメリカの大学院入試では一般的に3通の推薦状の提出を求められる。

 

研究室の指導教官や、良い成績を取った授業を担当していた教授、会社の上司などに頼むのが普通だ。

 

特に強力だと言われるのは、

 

  1. 具体的なエピソードが添えられた推薦状
  2. 有名研究者からの推薦状

 

である。

 

具体的なエピソードが添えられた推薦状

 

出願者に対する客観的かつ具体的な評価が記されている推薦状は高い説得力を持つ。

 

推薦状に、

 

「この学生は非常に優秀で、研究にも熱心に取り組む良い学生だ」

 

と書かれているより、

 

「この学生は私の履修した講義で上位3%に入る成績を収めた。研究にも主体的に取り組んでいる。自ら研究テーマを考案し、私のアドバイスを受けながら論文執筆・投稿を行った。これは日本の学部生としては珍しく、彼は私が今まで指導した数百人を超える学生の中でも、3本の指に入るほどの逸材だ」

 

と書かれていた方が格段に説得力がある。

 

一つ極端な例を挙げよう。

 

ゲーム理論における「ナッシュ均衡」と呼ばれる解を発見し、ノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュという科学者がいる。

 

彼がプリンストン大学の博士課程に出願する際、彼の指導教官は推薦状に

 

He is a mathematical genius. (ジョン・ナッシュは数学の天才である。)

 

と記したことは非常に有名である。

 

 

数十歳も年上の教授に「彼は天才だ」と言わせることのできる学生は世界を見渡してもそうはいない。

 

"He is a mathematical genius."という一文は、ジョン・ナッシュの優秀さを十二分に表していると言って良いだろう。

 

もちろん、この世の99.999%の人間はこのような推薦状を得ることは出来ないので、具体的なエピソードや、数字を用いた「客観的な評価」を推薦状に盛り込んでもらうのが良いだろう。

 

 有名研究者からの推薦状

 

著名な研究者からの推薦状も強力だ。

 

例えば、どこの馬の骨かもわからない教授の推薦状に「彼は頭が良い」と書かれているのと、非常に優れた研究実績を持つ教授の推薦状に「彼はまあまあ頭がキレる。良い研究者になるんじゃない?」と書かれているのでは、後者の方に説得力があると感じてしまう。

 

ここでも一つ極端な例を挙げる。

 

ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊は、アメリカのロチェスター大学の博士過程に出願する際、同じく物理学賞を受賞した朝永振一郎に「この学生は成績は悪いけど、そんなにバカじゃないよ」と推薦状に書いてもらったと語っている。

 

その後、小柴さんはロチェスター大学を1年8ヶ月という同学の最短記録にて博士号を取得し、朝永さんと小柴さんは後にノーベル賞を受賞するに至る。

 

もう一度言うが、この記事で挙げたナッシュと小柴の2例は、非常に極端な例だ。

 

それでも、アメリカ大学院出願において、「具体的なエピソードが添えられた推薦状」と「著名な研究者からの推薦状」がどれだけ効力を発揮するかについてご理解いただけたのではないだろうか。

 

結局、「勉強・研究を頑張って、周囲の人からの信頼を勝ち取ってね」という自明でつまらない結論に至るんだけどね...。

 

当然とされる事を当然のようにこなすのは意外と難しいものです。

 

それでは今回はこれで。 

 

アメリカ大学院に出願する方法については、以下の記事をご覧ください。

www.wynned.com