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Very Short Introductionで英語力と教養を身に着ける

最終更新日:2018年6月19日

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「洋書を読みたいけど、小説やビジネス書などのペーパーバックを読むのは苦手」

「英語力を身に着けたいけど、専門分野の知識も身に着けたい」

そんな人にオススメなのは、Oxford University Pressから出版されているVery Short Introductionシリーズだ。

Very Short Introductionとは

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Information / Luciano Floridi

このシリーズは約100〜200ページというコンパクトな構成になっており、「英語版ブルーバックス」という形容がよく似合う。

読者に基礎的な知識および当該分野の概観を提供する入門書という位置付けになっている。

価格も1,000円ほどであり、リーズナブル。

扱っている分野は、歴史、政治、宗教、哲学、科学、時事問題、ビジネス、経済、芸術、文化など、多岐にわたる。

現時点で500タイトル以上が刊行されているため、興味のあるタイトルを必ず見つけられるはずだ。

比較的簡単な英語で書かれているため、TOEICで750点取れるくらいの英語力があれば十分に読み進めることができる。1冊読み終わる頃には、読者の英語力は確実に向上しているだろう。

ちなみに、Kindle版の購入がおすすめである。より安価であるし、分からない単語が出てきても内蔵辞書を使って即時に意味を調べることができるからだ。

邦訳版も存在

原著を読み進めるのが難しい場合は、日本語に翻訳されたものがあるので、そちらを読み終えてから原著を読むという手もある。

Very Short Introductionの邦訳版は、現在2つの出版社から刊行されている。

一つは、岩波書店から出版されている「一冊でわかる」シリーズ。 

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グローバリゼーション / Manfred B. Steger

もう一つは、丸善出版から出ている「サイエンス・パレット」シリーズ。

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統計学 / David J. Hand

「一冊でわかる」シリーズは、歴史や政治などの人文科学系の書籍が多く、それに対し、「サイエンス・パレット」シリーズは理工系の書籍が多い。

私は、翻訳書を読んでから原著を読む、という方法をとっていた。 

翻訳書を先に読むのは、背景知識をあらかじめ頭に入れておくという狙いがある。

当該分野の背景知識があれば、洋書を読む際に格段に楽に読み進めることができる。

英語の文章が読めないとき、「文法が身についていない」、「語彙力が低い」など、英語力に原因があると思いがちだ。しかし、当該分野の背景知識を持っていないために文章を理解できない、といったケースも意外と多い。

日本語で書かれている書籍であっても、高度な専門知識を扱う本を読んだらほとんど理解できない。それと同じことだ。

幅広い分野の基礎知識を持っていれば、大抵の英語文章を簡単に理解することができるだろう。

TOEFLやIELTS対策に役立つ 

TOEFLやIELTS対策にもVery Short Introductionをおすすめしたい。

TOEFLやIELTSのリーディングでは、大学教養レベルのトピックが出題される。Very Short Introductionで扱う知識も大学教養レベルあたりなので、読むだけで試験対策になる。 

小説やビジネス書を英語で読んでも専門知識は身に着けられないが、Very Short Introductionなら専門知識と英語力の両方を身に着けることができる。ぜひ有効活用しよう。